独自の発汗センシング技術を有する信州大学発ベンチャー・株式会社スキノスが資金調達を実施しました。
2種類の発汗を高感度・高精度に計測できる技術を保有
汗は、機能の違いから主に、感情や精神的ストレスにより出現する「精神性発汗」と、体温を一定に保つための「温熱性発汗」に分けられます。つまり、発汗は「ココロ」と「カラダ」の状態を映し出す重要な手がかりと言えるでしょう。
株式会社スキノスは、精神性発汗と温熱性発汗の両方を高感度・高精度で計測できるユニークな発汗センシング技術を保有しています。
株式会社スキノスのプロダクト
株式会社スキノスは、コア技術である換気カプセル法を用いた発汗計を中心とする生体計測機器・研究機器を開発・販売しています。
例えば、「換気カプセル型発汗計」であれば、定量的かつ連続的に測定可能な医療機関向けのものと、持ち運びが容易でオプションでデータ保存や転送ができる研究機関向けのものを展開中です。
また、発汗量の数値をPCに取り込み、発汗計測に特化した解析が可能な記録・解析システムや、発汗測定に適した記録・解析が可能なソフトウェアなども提供しています。
そのほか、熱中症対策用ウェアラブルデバイスの開発や、自動車運転中の眠気を検知する仕組みの開発などにも注力。人々の健康的で豊かな生活の実現に向けて事業を推進しています。
なお、このたび調達した資金を活用し、ウェアラブルデバイスの事業化に向けた実証試験などを実施する計画です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000011403.html
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/213858
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口千穂
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