AndroidとiOSどちらが良いのか――スマートフォンがこれだけ普及した時代、誰もが何かを言わずにはいられないこのテーマについて、Instagramのアダム・モッセリCEOが持論を展開しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. InstagramのCEOがiOSよりもAndroidの方が優れていると発言した。
2. 何を根拠にしているのかは不明のまま。
3. 親会社のMetaがiOSで手痛い目に遭っていることが理由?
発言が炎上し現在は削除
Instagramのアダム・モッセリCEOは、先日サービスが始まったばかりのSNS「Threads」で、テック系の人気YouTuberに返信する形で「Androidのほうが今ではiOSよりも優れている」と述べました。
なぜAndroidのほうが良いのかについて、モッセリCEOは明らかにしておらず、現在は投稿も閲覧することができません。ニュースサイトBusiness Insiderが理由を尋ねたものの、彼からの返答はなかったそうです。
iOSの評価を落とした理由は?
とはいえ、モッセリCEOの「今では」という発言からは、“かつては”iOSのほうが良かった(少なくともAndroidと同程度だった)と同氏が考えていることが読み取れます。
彼が考えを改めた理由として真っ先に思いつくのは、AppleがiOS14.5で導入した「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」でしょう。
この仕組みによって、位置情報を始めとした個人データのトラッキングを許可するかどうか、iOSがサードパーティーアプリをインストールして起動した際に尋ねるようになったため、ターゲティング広告で利益を上げてきたAlphabetやMeta(Instagramの親会社)は大きな打撃を被り、何度も反対してきました。
なぜならば、尋ねられたユーザーの多くがトラッキングを許可しないために、これまでのように個人に合わせた適切な広告を掲載することが難しくなったからです。
したがって、ユーザープライバシー尊重のため、サードパーティーや(Metaの言葉を借りれば)広告掲載に頼ってきた中小企業を締め出すかのようなiOSの方向性について、Metaグループの一員であるモッセリCEOが文句を言いたかった可能性はあります。
Source:Business Insider,Android Police,Threads/mosseri
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-546386/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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