クライアントとの打ち合わせや社内会議、地方議会、理事会、ユーザーヒアリングのインタビュー、セミナー、説明会、人事面談など、数え切れないほどのコミュニケーションが日々行われています。
しかし、要点をテキストファイルやチャットで共有するだけでは、文脈ややり取りの全体像が見えず、「なぜこうなったのか」といった背景情報が不明瞭になってしまうことも。また、聞き逃しや、後で発言内容を思い出せないなど、記憶に頼ったコミュニケーション管理には限界があるでしょう。
こうした課題に対して株式会社Flowzは、重要な発話要素を可視化し、意思決定の支援や効率的な情報共有によるコミュニケーションの活用を実現した「Parrot(パロット)」の提供を開始しました。
高精度な文字起こしから文脈や状況を理解
Parrotは、動画や音声をアップロードするだけで、コミュニケーションにおける感情や頻出単語、発話者などを可視化するツールです。
ファイルをアップロードすると、発話者別の高い精度の文字起こしが完了します。誤字があっても修正が可能なので、より高精度な文字起こしを実現。
動画などの映像とセットで確認することで、会議やミーティングに参加していなくても、文脈や状況を鮮明に理解できるでしょう。
発話者ごとの感情を分析
Parrotでは、文字起こしされたテキストに発話者の情報を付与し、発話者ごとの感情を分析し「ポジティブ」「ネガティブ」「中立」の割合で可視化。
テキスト化されたコミュニケーションから頻出単語を分析したワードクラウド(単語の出現頻度に合わせて、文字の大きさを変えて視覚化したグラフ)の形で見える化します。
また、テキストにはタグ付けが可能。要点やタスク、課題などのカテゴリーを分けてマークし、重要な発話要素を見やすくします。
ファイルの共有は、メールアドレスを招待するだけ。テキストやタグ情報、感情分析などすべてのコミュニケーション情報を含めた共有が簡単に完了します。
さまざまなメディアファイルを解析
オンラインでのミーティングだけでなく、面談やセミナー、対面でのミーティングなどで記録した動画や音声を一括で、アップロード・解析することが可能。
解析後は、関連するコミュニケーションを横断的にキーワード検索ができる機能も備えているため、キーワードに関連する知りたい一瞬に簡単にアクセスできます。
ファイルを横断した発話者管理
複数のファイルを横断して発話者を登録・管理できるため、誰がいつ何を話したのかまとめることが可能です。
また、継続的にコミュニケーションを行う大切なキーパーソンやクライアント、複数回実施するユーザーインタビューや採用面接など継続的にログとして残せます。
株式会社Flowzは、今後も画期的なソリューションの開発とサービスの向上に取り組み、顧客のビジネス成功を支援する方針です。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000121963.html
公式サイト:https://iamparrot.com/
(文・我妻歩実)
- Original:https://techable.jp/archives/214412
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Wagatsuma
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