Apple Vision Proのデベロッパキットには極端な制約があることが判明

vision pro
 
Appleは同社初の複合現実(MR)ヘッドセットVision Proのアプリ開発を促すため、開発者にデベロッパキットの提供を開始していますが、このキットの利用に際して多くの制約があることが明らかになっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは、同社初のMRヘッドセットのデベロッパキットの提供を開始した。
2. キットの利用に際して、多くの制約があることが明らかになっている。
3. キットは常に開発者の「直接視界に入る」場所に置かなければならない。

常に目の届くところにヘッドセットを配置しなければならない?

Appleによれば、開発者はVision Proのデベロッパキットを「プライベートで安全な作業スペース」に保管しなければならず、家族や友人、その他許可されていない人に見せてはならないとのことです。また、キットは常に開発者の「直接視界に入る」場所に置かなければならず、使用しないときは施錠付きのPelicanケースに入れて鍵のかかる場所に保管しなければならないそうです。
 
Vision Pro送付の際には、カスタマイズプロセスを経る必要があることが前回わかっていましたが、Appleがそこまで秘密主義を貫くとは誰も予想していなかったのではないでしょうか。

デベロッパラボへの招待も送付開始

AppleはVision Proのデベロッパキットだけでなく、デベロッパラボもクパチーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京で催す予定で、すでに招待状を受け取ったという人もいるようです。
 
ラボには、「Mac、コード、そしてVision Pro上でアプリを修正、ビルド、実行、テストするために必要なものすべて」を持参しなくてはならないそうです。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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