iPhone14 Pro Maxを持ち逃げされた女性、「探す」で犯人を10時間追跡

iPhone14 Pro Max 追跡 シンガポール
 
iPhone14 Pro Maxを持ち逃げされた女性が、犯人を「探す」アプリで10時間かけて追跡し、無事回収に成功する出来事がシンガポールで発生しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone14 Pro Maxを落としてから気づくまで1分の間に持ち逃げされる。
2. 持ち逃げ犯の追跡を10時間も続ける執念が実り、無事回収に成功。
3. しかし端末は破損しており修理には10万円以上かかってしまった。

ベンツに乗った男性が回収して逃走

7月12日の午後12時すぎ、利用した配車タクシーから降りたイヴォンヌ・リンさんは、ふと手元にiPhone14 Pro Maxがないことに気づきました。父親から貰った誕生プレゼントだったうえ、保護ケースには身分証明証も入っていたから大変です。
 
幸いにも運転手と連絡がついたため、車内に残っていないか尋ねると、道路に落ちていたのを目撃したと返答がきました。しかしここからが衝撃でした。なんと後続の白いベンツから男性が降りてきて、彼女のiPhoneを回収するや否や、そのまま車で走り去ってしまったのだそうです。タクシーを下車してから奪われるまで、わずか1分ほどの出来事でした。

警察も驚くほどの執念が実る

幸いにも「探す」機能でiPhoneの位置情報を取得できたため、リンさんは友人に協力してもらい、端末を持ち去った男性を追跡することにします。
 
しかし位置情報はリアルタイムで更新されず、その間にも彼女のiPhone14 Pro Maxは右へ左へと移動し続けるため、なかなか男性に追いつくことはできませんでした。「シムリムスクエア(「シンガポールの秋葉原」として有名な電気街)で売ろうともしたようだ」と、その時の様子をリンさんは語ります。
 
ようやく駐車場に止まったベンツを発見した時には、すでに事件発生から10時間が経過していました。「(警察にも)ここまで執念深くスマートフォンを追跡した人間は見たことがないと驚かれた」
 
回収できたiPhone14 Pro Maxはディスプレイも背面ガラスもひび割れていたそうですが、ケースに入れていた身分証明証は無事でした。
 
iPhone14 Pro Max 追跡 シンガポール
 
リンさんは自身のTikTokで、iPhoneを持ち去った男性に突撃する動画も公開しています(トラブルの元なので、警察を介さず犯人と対面することは推奨しません)。動画内で男性はiPhoneを拾ったことは認めたものの、盗んだことは否定し、最初からひび割れていたと主張しました。
 
仕方なくiPhone14 Pro MaxをApple Storeに持ち込んだところ、本体交換修理が必要だと言われ、1,000ドル以上(日本では税込107,800円。AppleCare+に加入していれば12,900円)を泣く泣く支払う羽目になり、文字どおり踏んだり蹴ったりとなってしまいました。
 
 
Source:TikTok/vonsterbelle,AsiaOne,東方日報
(kihachi)


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