iPhone15シリーズと14を増産計画、13は減産〜15シリーズのモデル別内訳は?


 
年内のiPhone各モデルの生産計画について、iPhone15シリーズとiPhone14シリーズを増産し、iPhone13シリーズを減産することが業界関係者からの情報により明らかになったと、韓国メディアThe Elecが報じました。
 
The Elecの報道通りであれば、一部モデルの生産に支障をきたしていると噂のiPhone15シリーズについて、その懸念が解消されたのかもしれません。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 年内のiPhone15シリーズとiPhone14シリーズの生産台数が、1カ月前と比べて増加する見込み。
2. iPhone15シリーズ発売直後が品薄になるかもしれないが、10月中旬以降は徐々に解消に向かうと期待される。
3. 年内の、四半期毎およびサプライヤー毎のiPhone15シリーズの生産台数も確認された。

iPhone15シリーズ各モデルの年内の生産台数

The Elecは年内のiPhoneの生産台数について、iPhone15シリーズを8,630万台、iPhone14シリーズを9,560万台生産することを計画、これは2023年6月末の計画と比べてiPhone15シリーズは160万台、iPhone14シリーズは180万台増加したと述べています。
 
対して、iPhone13シリーズは6月末の計画よりも20万台減産になる見通しとのことです。
 
iPhone15シリーズのモデル別の生産台数についてThe Elecは、下記のように説明しています。
 

モデル 年内の
生産台数
iPhone15 2,180万台
iPhone15 Plus 850万台
iPhone15 Pro 2,420万台
iPhone15 Pro Max 3,180万台

iPhone15シリーズ各モデルの四半期毎の生産台数

このうち、iPhone15 Proシリーズの四半期毎の生産台数は、第3四半期(7月〜9月)はiPhone15 Proが840万台、iPhone15 Pro Maxが660万台なのが、第4四半期(10月〜12月)にはiPhone15 Proが1,580万台、iPhone15 Pro Maxが2,520万台に増えるとのことですので、発売直後は品薄ながらも、時間の経過とともにお届け予定日までの待ち日数は短くなると期待されます。
 
各モデルの四半期毎の生産台数は、下記の通りです。
 

モデル 第3四半期の
生産台数
第3四半期の
生産台数
iPhone15 830万台 1,350万台
iPhone15 Plus 230万台 620万台
iPhone15 Pro 840万台 1,580万台
iPhone15 Pro Max 660万台 2,520万台

サプライヤー毎の生産台数

また、The Elecはサプライヤー毎の生産台数も伝えています。
 

サプライヤー iPhone15 iPhone15
Plus
iPhone15
Pro
iPhone15
Pro Max
Foxconn 1,590万台 1,610万台 1,810万台
Luxshare 540万台 530万台 1,370万台
Pegatron 320万台 810万台
Wistron 60万台

 
The Elecが報告したWistronの生産台数とは、Wistronのインド工場を買収したTataグループの担当分かもしれません。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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