iPhone15シリーズは物理デュアルSIMに改造できず〜暗号化チップ非搭載と噂

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iPhone15シリーズのSIMカードスロットは他の部品と接続するケーブルと統合されており、スロットだけを載せ替えて物理デュアルSIMカードスロットに改造することはできないと、リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が投稿しました。
 
Majin Bu氏(@MajinBuOfficial)はまた、iPhone15シリーズUSB-C端子関連部品には暗号化チップは搭載されていないと述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズのSIMカードスロットの構造は、iPhone14シリーズと異なる。
2. iPhone15シリーズに搭載される「3LD3」と印字されたチップは、送信データの暗号化のためのものと予想されていた。
3. しかし、「3LD3」と印字されたチップは、送信データの暗号化のためのものではなかった模様。

SIMカードスロット単体での載せ替えは不可能な模様

iPhone14やiPhone14 Proの香港モデルは、物理デュアルSIMカードに対応したスロットを搭載しています。
 
物理デュアルSIMカードスロットは中国などで単体で販売されており、それに載せ替える改造を行い、物理デュアルSIM対応モデルにすることが可能です(改造した場合、Appleの保証が無効になり、修理も受け付けてもらえなくなりますので注意が必要です)
 
しかし、物理デュアルSIMカードスロット単体で載せ替えることができなくなった場合、iPhone15シリーズ用の物理デュアルSIMカードスロット関連部品が入手できなければこうした改造はできなくなります。

iPhone15シリーズのUSB-C端子に暗号化チップは非搭載

iPhone15シリーズUSB-C端子関連部品に搭載された「3LD3」と印字されたチップは、送信データの暗号化のためのものとMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)は推察していましたが、そうではなかったと報告しています。
 
iPhone15シリーズのUSB-C端子で、MFi認証ケーブルを用いない場合はデータ転送速度と充電速度が抑えられるとの噂がありますが、それを制御するチップが内蔵部品およびケーブルから見つかったとの報告はありません。
 


 
 
Source:Majin Bu/X, 物理デュアルSIMへの改造/おとくLife
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)


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