不動産買取再販業者向け「不動産仕入自動提案AIサービス」開始。交渉金額目安・割安度など配信

エステートテクノロジーズ株式会社(以下、エステートテクノロジーズ)は、「AIの力で、不動産取引の世界にイノベーションを」をモットーに、日本の不動産全体の価値向上を目指す企業。

AIによるビッグデータ解析を強みとし、不動産の価格査定や物件情報配信など不動産テックソリューションを開発しています。

そんな同社が、不動産買取再販業者のマンション仕入れ業務をサポートする「不動産仕入自動提案AIサービス」の提供を2023年8月21日(月)に開始。月額5万円〜のサブスクサービスとして展開します。

高まる中古マンション需要、業者の仕入れ業務は困難に

首都圏を中心とするマンション価格の高騰や、資材価格や人件費などのコスト上昇の影響により新築マンション分譲戸数が減っていることから、中古マンションの代替需要がますます高まっています。

それを受け、買取再販業者では「優良物件情報をいち早く入手し、他社に越される前にすぐに買付するかどうかの判断しなければならず、物件の仕入れ業務が非常に難しくなっている」という声が増えているようです。

そこでエステートテクノロジーズは、AI価格査定エンジン技術をいかして、仕入れ営業の業務効率化を支援するサービスを開発しました。

高精度な価格推定エンジンを搭載したAIサービス

「不動産仕入自動提案AIサービス」には、エステートテクノロジーズの価格推定エンジンを搭載。査定精度の指標となる「MER*」が2.93と、業界最高水準の正確性を誇るエンジンです。

同サービスでは、毎日約10万件以上のあらゆる物件データを自動取得し、登録した条件に沿って、「物件の情報収集」「仕入れ条件に適した物件のフィルタリング」「交渉価格の相談目安」などを毎日AIが実行・提案。リノベに特化したデータの抽出・分析も可能です。

事業者は、物件の市場相場価格との乖離幅や交渉目安、物件情報先など仕入れ業務に必要な情報を一気通貫して見通せます。

同サービスにより、仕入れ件数の増加をはじめ、業務効率化による時間の創出や人件費削減、離職率低下などが期待できるでしょう。また、担当者の経験やアプローチの違いにより仕入れ件数が安定しないといった課題も解決できそうです。

* MER(median error rate):低いほど高精度とされる指標で、不動産業界ではおおむねMER5.8が標準

AI活用の業務支援サービスを拡充予定

エステートテクノロジーズは、業界最高水準の正確性を誇るAI価格査定を、全国の不動産会社が手軽に活用できるようになることで、不動産業界の人材不足や、生産性の課題を解決できると考えています。

そして、不動産買取再販業者の「ITを活用したシームレスな業務効率化」を実現していくため、AI研究開発によって生み出す一連の業務支援サービスを展開する構えです。

先日提供を開始した「リノベ再販AI査定サービス」を第1弾、今回の「不動産仕入自動提案AIサービス」を第2弾として、今後、飛込営業業務支援サービスや稟議書作成サポートサービスなどのラインナップを拡充する見通しです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000050271.html

エステートテクノロジーズ株式会社 公式サイト:https://www.estate-tech.co.jp/

(文・Higuchi)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA