Apple、イベントページで恒例の隠れARコンテンツを廃止か

Apple イベント
 
Appleは現地時間2023年8月29日、新製品発表イベント「Wonderlust.」を開催すると発表し、イベントページを開設しました。一方で、今までイベントページでの恒例だった拡張現実(AR)コンテンツの表示機能が廃止された模様です。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleのイベントページでは、「隠れARコンテンツ」が毎回恒例だった
2. 2023年9月の新製品イベント「Wonderlust.」のページではARコンテンツが表示されない
3. Appleが方針転換により、イベントページでのARコンテンツ表示を廃止した可能性がある

「隠れARコンテンツ」を廃止か

Appleは、2020年9月の新製品発表イベントページにおいて、初めてARコンテンツの表示機能を導入しました。iPhoneやiPadでイベントページを開き、AppleのロゴをタップするとARコンテンツが起動する仕組みで、イベント発表時の恒例となっていました。
 
Apple イベント ロゴ AR MacRumors
 
例えば、2023年6月に開催された世界開発者会議(WWDC)のイベントページでは、Appleのロゴが幻想的になびくARコンテンツが表示されました。
 
一方で、2023年9月に開催される「Wonderlust.」のページでは、AppleのロゴをタップしてもARコンテンツは表示されず、代わりにロゴの右下に再生・一時停止ボタンが設置されています。Appleが方針を転換し、イベントページでのARコンテンツを廃止した可能性がありそうです。
 
なお、今年のWWDCでヘッドセットのVision Proが発表されており、発売後には3Dムービー等の空間シネマ機能が利用可能となる見込みです。イベントページで恒例だった隠れARコンテンツが廃止されたのは少し残念ですが「スマホ画面でのARコンテンツ表示は時代遅れ」とのAppleからのメッセージなのかもしれません。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(seng)


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