汚れを検知し、部屋の隅まで清掃。洗剤の自動補充も可能な“AI搭載ロボット掃除機”が便利そう

家電業界のリーディングカンパニーであるDreame Technology(以下、Dreame)は、AIを活用した先進的機能を備えた新しいロボット掃除機「DreameBot L20 Ultra」を、9月1日~5日にベルリンで開催されたIFA 2023で発表しました。

最高峰モデルに位置付けられる同製品は、Dreameの新しいロゴが入った最初の製品であり、Dreameの新時代を象徴するモデルとして、ユーザーに革命的なクリーニング体験を提供します。

隅や壁際もキレイにする2つのコア技術を開発

Dreameは、部屋の隅や壁際に多くのゴミや汚れを残してしまうという難題に取り組むため、独自のコアテクノロジーである「Mop-Extend」と「Duo-Scrub水拭き(モッピング)システム」を開発しました。

Mop-Extendテクノロジーには、部屋の隅や壁際を自動で正確に識別できる複数のPosition Sensitive Detector(位置感知センサー)を搭載。部屋の隅や壁際が識別されると、モップを壁際にできるだけ伸ばし、隅々まで清掃します。

また、Mop-Extendテクノロジーのアルゴリズムにより、複雑な住宅環境においても隅や壁際の掃除に対応可能です。

Duo-Scrub水拭きシステムでは、2つの高速回転モップが頑固な汚れに対処。汚れ検知技術内蔵で、過去の清掃サイクルから収集したデータを使用して、部屋に追加の清掃が必要かどうかを検知します。

例えば、季節の変化やそれに伴う影響(ペットの毛、花粉、家に持ち込まれた新たな汚れなど)に対処でき、その情報を使用して、Dreameの家電製品と同期した清掃レベルを提供可能です。

超音波カーペット認識・障害物回避・誤吸引防止なども

「DreameBot L20 Ultra」は、Vormax吸引システムにより、掃除効率を最適化しながら、業界最強レベル7000Paの吸引力でカーペットやラグマット、硬い床からゴミを捕集。昇降可能なラバーブラシでは、毛髪除去技術で簡単に毛髪を絡め取ることができます。

また、超音波カーペット認識と組み合わせることでカーペットやラグマット、硬い床の掃除をシームレスに実行可能。

ユーザーは、カーペットやラグマットを認識した際の動作として、モップの取り外し・リフトアップ・カーペット回避の3つのオプションから選択でき、異なる種類のカーペットやラグマットに対応したり、カーペットやラグマットを全く濡らさないようにしたりできます。

さらに、AI学習と3D構造化ライト・テクノロジーで部屋をスキャンして、すべての障害物を認識して回避するとともに、誤って床に放置された可能性がある物品の誤吸引を防ぐPathfinder Smart Navigationも搭載しました。

アップグレードされた5WAY自動ベースステーション

「DreameBot L20 Ultra」は、アップグレードされた5WAY自動ベースステーションにより、従来モデルよりもさらに自動化された掃除体験を提供します。

自動ベースステーションでは、DualBoost 2.0テクノロジーと3.2Lのダストバッグにより、最大75日間ゴミをためることが可能。この間、ユーザーは手でゴミを取り出す必要はありません。

また、いつでも効率的な掃除ができるように、4.5Lのウォータータンクに自動で水を補充し、モップを濡れた状態に保ちます。

モップが汚れると、自動ベースステーション内で洗浄し、カビの発生や悪臭を防ぐため、最大2時間かけて熱風で乾燥。洗剤の自動補充も可能なため、ユーザーはさまざまな手間を省けるでしょう。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000116327.html

(文・Higuchi)


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