iPhone14 Proシリーズ用A16 Bionicは初期開発に失敗、GPUはレイトレーシングに対応していません。iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicではこれが改善され、レイトレーシングに対応するとの予想をWccftechが伝えました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicは、レイトレーシングに対応する可能性が高い。
2. GPUコア数が増加、動作周波数が高くなることで、Metalスコア向上が期待できる。
3. 製造プロセスが微細化されることで消費電力削減が実現、iPhone15 Proシリーズのバッテリー駆動時間が長くなる見込み
iPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicの4つの改良点に関する噂
Wccftechは、iPhone14 Proシリーズ用A16 Bionicと比較した場合のiPhone15 Proシリーズ用A17 Bionicの主な改良点として、下記の4つを挙げています。
- 製造プロセスが、A16 Bionicの4nmプロセス(改良型5nmプロセス、N4P)から3nmプロセス(N3)に変更
- GPUコア数は6コアで、動作周波数が高くなる
- RAM容量が6GBから8GBに増加
- レイトレーシングへの対応
Wccftechの予想が的中した場合、最新のSnapdragonやDimensityと比べてA16 Bionicの弱みとなっている、GPU性能の向上とレイトレーシングへの対応が実現されることになります。
また、CPUの処理性能の面でも、モバイル用システム・オン・チップ(SoC)として初めて3nmプロセスで製造、搭載されるトランジスタ数が増加することで、Neural Engineのコア数増加と消費電力削減が実現されることが期待できます。
バッテリー駆動時間延長にも寄与する見込み
iPhone15 ProシリーズはiPhone14 Proシリーズよりもバッテリー容量が増加すると噂されていますが、電力効率に優れたA17 Bionicが搭載されることで、バッテリー容量増加率を上回るバッテリー駆動時間の延長が実現される可能性があります。
Source:Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-552018/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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