手を使わず脱ぎ履き可!ナイキ「エアフォース1」フライイーズ仕様のアイデア構造がスゴい!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

ヒモを結んだり緩めたり、めんどくさい。

スニーカーを履く時、ヒモをほどいて足を入れて、ギュッと絞ってヒモ結んで、ってやってますか? やってる人えらい。

めんどくさいんです、ヒモ。だったら履くなと言われそうですが、スニーカーが好きなんだからしょうがない。ちょっと緩めにしておいて、ヒモをほどかなくても履けて、歩いていてもパカパカしない絶妙なヒモ具合をいつも探します。

そんな横着人間をも許してくれる寛大なスニーカーを見つけました。定番中の定番、ナイキ「エアフォース1」に。

「エアフォース1」を買うのは5足目か6足目か。2年前にフライニット仕様を買ったんですが、あまりにも快適すぎて履きまくった結果、くたくたボロボロに(次また出たら買う)。さすがにもうしんどい。写真を撮ってみたけど、見せられないぐらい。

だから「エア フォース 1 '07 フライイーズ」(1万5400円)をナイキのオンラインショップで発見したときは、即ポチでした。

たしかフライイーズって、ナイキ初のハンズフリーシューズで話題になったやつだよね。真ん中で折れ曲がってる写真を見た記憶がある。でも「エアフォース1」のあのソールが曲がるの? どうやったらハンズフリーで脱ぎ履きできるの? わからないことだらけでしたが、信じるよナイキ。

 

■ハンズフリーで履けるための工夫は2カ所

パッと見は普通の「エアフォース1」。変わったところといえば、履き口周辺が分厚くなっていることと、シュータンのヒモ通すところに変なマークが付いていることぐらい。たぶんこれ、フライイーズのマークかな。

やっぱりね。インソールに“FLYEASE”と一緒に同じマークが付いてました。

他になにか変わったところはないかなとイジイジしていたら、ありました。

ひとつめはカカト。

“NIKE AIR”と刺繍されたパーツとシューズ本体が、通常の「エアフォース1」なら縫われて一体化しているのに、これは分離している。

そしてもうひとつはシュータンの上部にありました。

シュータンに付けられたヒモ(シューレース)を通す穴って中央にひとつあるだけですが、これは一番上のシューホールの横にも穴が開けられている。左右に。

ほほーん。大体予想できたかも。

スニーカーのヒモを緩めにしておき、足をググッと強引に入れている人ならピンとくるかも。いつもの横着履きの時を思い出してみて。強引に履き口を広げようとするから、カカト部分が折れ曲がっちゃうよね。そして無理やり足を中に押し込むから、シュータンを奥に押し込んでしまう。あとでシュータンを引っ張り出すことに。

このふたつの問題を、カカト外側の構造とシュータンの穴はきっと解決してくれるんじゃなかろうか。

履けば分かるさ。

ヒモはあえて購入時の状態のまま。緩いというほどではないかな。でもこのまま足を入れてみます。

▲前足部を入れると、案の定カカトは履き口に引っかかった

▲そのままカカトを押し込む

▲おぉぉぉ、カカトが入った! 外側のパーツが覆いかぶさるように下に動いてるぞ

▲そして足はググッと内部に

▲スポッ!

いやー、予想はしていたけれど、本当にハンズフリーで履けました。脱ぐ時も、履く時の逆回し状態でスルッと脱げる。逆足にくっ付けてちょっと押さえとかなきゃだめだけど。でも横着モードのスニーカーよりスムーズに脱げる。

動画だとわかりやすいかも。カカト部分に注目!

<履く時>

<脱ぐ時>

見た目には普通の「エアフォース1」なのに、こんなにラクに脱ぎ履きできるのね。感動。脱ぐ時も逆足にカカトを当てるようにすればスルッと脱げるから、両手荷物の時も助かる。

これまではヒモをかなり緩めにしておいたので、正直あまりカッコいい見た目じゃなかったんだけど、それでも横着さが勝ってました。でもこれからは、そんなことをしなくてもいいんだよね。いやホント、ありがてえ。

>> ナイキ

<取材・文/円道秀和(&GP)>

 

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