「セイコー プレザージュ」新作は琺瑯や漆の美しさを引き出すシンプルダイヤルに注目

日本の伝統工芸に光を当て、機械式腕時計で日本の美を発信するセイコーウオッチの高級腕時計ブランド「セイコー プレザージュ」の人気コレクション「クラフツマンシップシリーズ」より、待望の新作モデルが10月7日に登場します。

伝統工芸の確かな技術が生み出す類のない美しさに仕上げられたダイヤルの魅力を最大限に引き立てるため、ダイヤルレイアウト、ケース、ブレスレットの造形を従来モデルから刷新。さらに新たな機械式ムーブメントを搭載するなど、随所に魅力的な要素を携えた仕様となっています。

今回展開される「<セイコープレサージュ>クラフツマンシップシリーズ」最新モデルは、陶器でお馴染みの琺瑯(ほうろう)をダイヤル素材に用いた「琺瑯ダイヤル(SARX105)」(18万1500円)と、漆を用いた艶やかな輝きが魅力的な、「漆ダイヤル」(黒・SARX107:21万4500円/緑・SPB407JC:22万円)の全3種類。

いずれも高級感と上品さに溢れる佇まいと、機械式腕時計ならではの味わい深さを備えています。

▲「琺瑯ダイヤル(SARX105)」

「琺瑯ダイヤル」は青い針とグレーのインデックスを組み合わせ、温もりある白色とみずみずしい艶が際立つ仕上がりに。

▲「漆ダイヤル(SARX107)」

「漆ダイヤル」は、金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法に加え、漆芸家・田村一舟氏の監修の元、数多の職人の手による古来伝承の技を組み合わせて作り出された”美しい平滑面”が大きな見所。

「黒色ダイヤル」は白色の時分針とインデックス、金色の秒針がアクセントとなり、よりコントラストを高めて漆の美しさを引き立てた仕上げとなっています。

▲「漆ダイヤル(SPB407JC)」

そして、漆特有の艶やかで深みのある緑を備えた「緑ダイヤル」は、LWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得しているタンナーで生産された牛皮革ストラップを採用。こちらはセイコーブティック限定販売のモデルとなります。

3モデル共通の仕様として、分針と秒針の先端をダイヤル側に曲げることで目盛との距離を近づけ、時刻の読みやすさを追求。風防にデュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)を採用しています。

また、時計ケースと琺瑯&黒色ダイヤルモデルのブレスレットには表面にダイヤシールド加工が施され、傷が付きにくくなっています。

ムーブメントは新たに、メカニカルムーブメント(自動巻き・手巻付き)のキャリバー 6R55を搭載。24石・毎時2万1600振動(6振動/秒)による滑らかな針の動きと、日差+25秒~-15秒の高精度に加え、パワーリザーブが約72時間と長時間に渡って安定した駆動を実現します。

表示機能は時分秒とデイ表示とシンプルで、シースルーのケースバックからムーブメントの緻密な時の刻みをいつでも閲覧することができます。

時計ケースは日常生活用強化防水(10気圧)を有し、ケースサイズは「琺瑯ダイヤル」が40.2mm径×厚さ12.1mm、「漆ダイヤル」2モデルは40.2mm×厚さ11.6mmです。

オーソドックスなレイアウトに立体的なインデックス、薄厚仕様の時計ケースなど、腕元をスマートに演出してくれる「<セイコープレサージュ>クラフツマンシップシリーズ」最新モデル。

ビジネスシーンはもちろんのことフォーマルな席でも装着できる、持っていて安心の一本となりそうです。

>> セイコー「プレサージュ」

<文/&GP>

 

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