国内スタートアップの海外展開支援。JETROのアクセラレーションプログラム、参加企業100社決定!

独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)は、内閣府と経済産業省の協力を得て、国内スタートアップ企業の海外展開支援を行う「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」を2023年9月より順次開始します。

そしてこのたび、同プログラムを通じて、世界での飛躍的な成長を目指す全国のスタートアップ企業100社が確定したことを発表しました。

プログラム概要

同プログラムは原則ハイブリッドで開催され、期間は2024年3月まで。参加費は無料です。

同プログラムでは、6つの専門分野に特化したコースを設定。参加企業は、コース別に事業構想策定、プロモーション活動に係る支援などを受け、海外投資家らに対するDemo Dayや現地エコシステム視察を通じ、海外市場展開やネットワークの構築などを目指します。

実施4年目となる今年度は、一部のアクセラレーターが来日して対面型ブートキャンプを実施する予定です。

また、海外でのプログラム期間中は、ビジネスパートナー候補との面談、メンタリングなどに加え、世界中から集まるスタートアップとの合同イベントを予定するコースも。より強力なネットワークの構築や海外の投資家・ビジネスパートナーとの接触へとつなげます。

6つのコース、100社のスタートアップ

参加企業100社は、多くのユニコーンを輩出している世界トップレベルのアクセラレーターとJETROが連携し、コースごとに選出。各コースの委託先は、Alchemist XやBerkeley SkyDeck、Plug and Play Japanなどです。

コースは、Enterprise Business (B2B)、Deep Tech (IoT/Robotics/Mobility and others)、Bio/Healthcare、Cleantech、web3 (Fintech/ Metaverse/ Marketplace and others)、Global Preparationの6つです。

Enterprise Businessでは、国産ドローンを開発・提供するエアロセンス株式会社や、衛星データ解析コンテストプラットフォームを展開する株式会社Solafuneなど15社が選ばれました。

Deep Techでは、子どもの安全なスマホ利用をサポートするAIアプリを提供するAdora株式会社や、次世代電動モビリティを開発するSMZ株式会社など30社が参加します。

このほか、Bio/Healthcareには株式会社BiPSEEなど11社、Cleantechには株式会社エコロギーなど9社、web3には株式会社GenerativeXなど10社、Global Preparationには株式会社レボーンなど25社が選出されています。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000071241.html

各コース内容・アクセラレーターについての詳細:https://www.jetro.go.jp/services/gsap.html

参加企業一覧:https://www5.jetro.go.jp/newsletter/ivd/2023/GSAP2023_startups.pdf

(文・Higuchi)


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