使い古した羽毛布団を寝袋やダウンジャケットに変身させるNANGAの「Re:ACT」って何だ?

NANGAといえば優れた品質が圧倒的な支持を集める、日本を代表するダウン製品のトップメーカーですが、同ブランドがかねてより展開しているアップサイクル・プロジェクト「Re:ACT」が、この秋新たな局面を迎えています。

自宅の押し入れで長年眠らせている古い羽毛布団が、NANGAブランドの特製スリーピングバッグやダウンジャケットとして生まれ変わるかも!

「Re:ACT」とは、NANGAが2022年6月より展開しているアップサイクル・プロジェクト。羽毛製品を専門に手がけるNANGAが、環境に対するサスティナブルな提案として打ち出している3つの柱〈RECYCLE〉〈AFTER CARE〉〈Re:ACT〉のうちのひとつで、限りある資源の有効活用を目的としています。

第1弾では古い羽毛布団を回収して新たな羽毛布団へと再生させていましたが、2024年からは新たなフェーズとして、回収した羽毛布団を寝袋やジャケットに作り変えるプロジェクトがスタート。正式ローンチ前にいち早く利用してみたいというユーザーのために、この9月よりMakuakeにて先行受付をスタートしています。

「Re:ACT DOWN SLEEPING BAG」は、NANGAの原点ともいえる初代「オーロラライトダウン」のパターンを用いたダウンスリーピングバッグ。表地には防水透湿性に優れた“AURORA TEX ”を贅沢に使用、保温性を高めるボックスキルトに、羽毛布団から取り出して洗浄したリサイクルダウンをたっぷり750g封入しています。

「Re:ACT DOWN JACKET」もNANGA自慢の“AURORA TEX”を表地に採用したオーセンティックなダウンジャケットで、メンズ・ウィメンズで別パターンを用意。

メンズモデルではウエスト部分に大きめの3Dパッチポケットを装備。またサイド方向にはハンドウォーマーポケットを設けるなど、寒冷期のアウトドアを想定した機能性の高いモデル。一方ウィメンズモデルではタウンユースを想定し、メンズモデルよりもすっきりとしたシルエットを採用。メンズモデルでは胸元にあったNANGAロゴも左腕にさりげなく添えるなど、日常生活の中で着こなしやすいスタイリングになっています。

どちらもフロント部分には前立てを設け、また袖口には面ファスナーによるアジャスター、裾にはドローコードを装備することで、冷気の侵入を防ぎます。

ちなみに一般的な羽毛布団にはシングルサイズで1~1.2kgの羽毛が使用されていますが、これに対して寝袋に使われる羽毛の量は1枚あたり約700g、ジャケットなら1着あたり約200g。単純に考えれば、1枚の羽毛布団から寝袋とジャケットが1枚ずつ作れる計算です。

これを受けて今回の先行プロジェクトでは、「スリーピングバッグ+ジャケット」(メンズ 6万8090円〜、ウイメンズ6万3470円~ 9月28日現在)、「ジャケット2着」(メンズ 7万5020円〜、メンズ+ウイメンズ 7万8050円〜 同)といったコースをラインアップ。またもっと手頃なコースとして「スリーピングバッグ」(2万9810円〜 同)「ダウンジャケット」(メンズ3万8390円〜、ウイメンズ3万7400円〜 同)といった単品オーダーも用意されています。

古びた羽毛布団が新たな生命と用途を与えられて、アウトドアギアとして復活するなんて、想像しただけでもちょっとワクワク。「打ち直しすれば使えるけれど、特に使う予定もないしな…」なんて、何年も押入れの中で眠らせていた羽毛布団があるなら、見逃す手はありません!

>> Makuake

<文/&GP>

 

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