iPhone15 Pro Max内蔵スピーカー音量、前モデルを上回る

iClarified iPhone15 Pro Max iPhone14 Pro Max 内蔵スピーカー 音量テスト
 
iPhone15 Pro MaxiPhone14 Pro Maxの内蔵スピーカーの音量を比較した結果を、海外メディアiClarifiedが公開しました。iPhone15 Pro Maxの方が、大きな音を再生できることがわかります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxの内蔵スピーカーの音量を比較。
2. 縦、横のいずれの測定方法でもiPhone15 Pro Maxの音量が上回った。
3. iPhone14 ProとiPhone13 Proでは測定結果は全く同じだった。

iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxを比較!

iClarifiedによるiPhone15 Pro MaxiPhone14 Pro Maxの音量比較は、ザーッというピンクノイズを内蔵スピーカーで再生中のiPhoneを縦に置きiPhoneの底面に音圧計を設置して測定する方式と、iPhoneを横向きに置き中間部分で測定する方式の2つの方法で測定しています。
 
なお、iClarifiedは昨年、iPhone14 ProとiPhone13 Proの内蔵スピーカーで音量を比較しています。テストの結果、両モデルの音量は全く同じでした。

 

縦向きで測定

まず、iPhoneを縦向きで測定します。
 
iClarified iPhone15 Pro Max iPhone14 Pro Max 内蔵スピーカー 音量テスト
 
測定結果は、iPhone14 Pro Maxは103.0dBA、iPhone15 Pro Maxは105.0dBAでした。
 
iClarified iPhone15 Pro Max iPhone14 Pro Max 内蔵スピーカー 音量テスト
 

横向きで測定

次に、iPhoneを横向きにして測定します。
 
iClarified iPhone15 Pro Max iPhone14 Pro Max 内蔵スピーカー 音量テスト
 
iPhone14 Pro Maxは90.9dBA、iPhone15 Pro Maxは92.0dBAでした。
 
iClarified iPhone15 Pro Max iPhone14 Pro Max 内蔵スピーカー 音量テスト
 

iPhone15 Pro Maxの内蔵スピーカーは大音量

測定の結果、iPhoneの向きが縦でも横でも、iPhone15 Pro Maxの内蔵スピーカーのほうが大きな音を出せることが分かりました。
 
1デシベルの違いは約1.1倍、2デシベルの違いは約1.2倍の違いに相当します。
 
また、iPhoneに接続したイヤホンからの再生音量が90デシベルを超えると聴覚を守るために注意を促すメッセージが表示されます。
 
なお、100デシベルはライブハウスやカラオケ、あるいは100人規模のオーケストラによる演奏の音に相当し、かなりの大音量です。
 
iPhone15 Pro Maxの内蔵スピーカーが、iPhone14 Pro Maxよりも大きな音を再生できる理由が、チタニウム合金製のフレームなのか、内部構造によるものかは不明です。
 
一部のiPhone15シリーズユーザーが、内蔵スピーカーから異音がすると訴えていることを踏まえると、本体の音響特性に何か変更があったのかもしれません。

 

動画はこちら

iClarifiedによる音量比較テストの動画はこちらでご覧ください。
 

 
 
Source:iClarified/YouTube, DENON, 島村楽器
(hato)


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