MMD研究所が、スマートフォンユーザー36,331人を対象賭して実施した「2023年9月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」の結果を発表しました。11.2%が、利用中の通信サービスから他社への乗り換えを検討しており、乗り換えを検討している理由は「料金が高い」がトップでした。乗り換え先として最も検討されているサービスは、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」が最多でした。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. スマホ利用者36,331人に、乗り換えについて調査。
2. 他社への乗り換え検討は11.2%。乗り換え時期は「2024年中」が4割。
3. 乗り換え先候補は「Rakuten最強プラン」が23.6%でトップ。
「他社への乗り換え検討」は11.2%
MMD研究所の「2023年9月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」は、18歳~69歳の男女40,000人のうち、通信契約しているスマートフォンを所有している36,331人を対象として、2023年9月22日~9月27日の期間に実施しています。
他の通信会社へ乗り換え、または同一通信会社内での料金プラン変更を検討しているか聞いたところ、「検討していない」が63.3%で最多でした。
「他社への乗り換えを検討」は11.2%、「同一会社内でのプラン変更を検討」は7.1%、「何かしらの変更を検討」は13.9%でした。
他社への乗り換え時期は「2024年中」が4割
現在利用している通信サービスから他社への乗り換えを検討している4,065人のうち、乗り換えの時期を決めていると回答者は40.6%でした。
他社への乗り換えを決めている1,652に、具体的な乗り換え時期を聞いたところ、最も多かったのは「2024年中」で40.5%でした。以下、「2023年12月中」25.0%、「2023年11月中」16.2%と続いています。
他社への乗り換え検討理由は「料金が高い」が最多
現在利用している通信サービスから他社への乗り換えを検討している理由(複数回答可)は、「料金が高いから」が30.9%でトップでした。
以下、「他社のサービス、特典を魅力的に感じるから」14.7%、「自分が貯めているポイントとサービスを連動させたいから」12.1%、「通信が繋がりにくいから」11.7%などが続いています。
乗り換え先として検討トップは「Rakuten最強プラン」
現在利用している通信サービスから他社への乗り換えを検討している回答者が、乗り換え先として最も検討している通信サービスは、「Rakuten最強プラン」が23.6%で最多でした。
以下、「Y!mobile」15.1%、「UQ mobile」15.0%、「MVNO」14.6%などと続いています。
物価高騰の中、乗り換えが進むか
不安定な世界情勢を受けた物価高騰が続き、もはや生活必需品となったスマートフォンの維持費をどう抑えるか、考えている方も多いと思われます。
固定費のように支払っているスマートフォン料金を安くするための乗り換えは、他社への乗り換えを含む何らかの変更を検討している割合としては約3割でした。
乗り換え先のトップは「Rakuten最強プラン」でしたが、サブブランドと呼ばれるY!mobile、UQ mobile、そしてMVNOも乗り換え先の上位に入っています。先に公開されたMMD研究所の調査結果では、これらのサービスの利用者はまだ1割前後と少数派ですが、今後、乗り換えが進むとみられます。
Source:MMD研究所
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-558061/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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