Qualcommが、2024年後半に発表するであろうSnapdragon 8 Gen 4のCPUには、Arm Cortexコアに変えて独自設計のOryonコアが搭載されるとの予想を、Notebookcheckが伝えました。
Apple Aシリーズとの、独自設計のモバイル向けシステム・オン・チップ(SoC)同士による性能競争が激化する見込みです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Snapdragon 8 Gen 4のCPUには、Qualcomm自社設計のOryonコアが搭載されるのは確実。
2. Arm Cortexの設計に縛られないことから、Apple Aシリーズとの性能競争が激化すると予想されている。
3. 今後、Apple MシリーズとSnapdragon X Elite、Apple AシリーズとSnapdragon 8 Gen xの性能が比較されることになる。
Snapdragon X Eliteに続き、Oryonコアを実装見込み
Snapdragon 8 Gen 3のCPUコアは、Cortex-X4とA720、A520で構成されています。
後継SoCとなるSnapdragon 8 Gen 4にはついに、Windows PC向けのSnapdragon X Eliteに続いて自社設計のOryonコアが実装されるのは確実と、Notebookcheckは述べています。
それが実現した場合、Apple AシリーズとSnapdragon 8 Gen 4の性能競争が激化するのは確実と考えられます。
Apple Aシリーズとの性能競争激化確実
Appleは、ハードウェア(iPhone)とソフトウェア(iOS)を1社で開発している強みを活かし、アドバンテージを保つことができるかが鍵になりそうです。
対するAndroidスマホ陣営は、Oryonコアに合わせて最適化できるかに注目が集まります。
ハイエンドAndroidスマホ向けSoCでSnapdragonの次に採用されることの多いMediaTekの次期ハイエンドSoCであるDimensity 9300はArm Cortex-X4コアを4つ搭載、NVIDIA製GPUの搭載が噂されるなど、こちらも大幅に性能向上を果たすと予想されています。
Source:Notebookcheck
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-558027/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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