Apple Watch Ultra、転倒検出による緊急通報で1型糖尿病の男性を救う

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低血糖状態に陥ったことで気を失い転送した男性が、Apple Watch Ultra転倒検出機能による緊急通報サービスによって救命に至った事例が報告されました。
 
救急隊は、男性の居場所を緊急通報サービスによる通知に記された位置情報で確認したとのことです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 1型糖尿病患者である男性が、低血糖状態に陥ったことで気を失い転送した際にApple Watchの転倒検出機能が作動。
2. 男性が応答しなかったことで、緊急通報サービスに自動的に発信された。
3. 男性の位置情報をもとに救急隊が駆けつけ、事なきを得た。

気を失っている間に、Apple Watchが自動的に緊急連絡

ラスベガス在住のジョシュ・ファーマン氏は、1型糖尿病の患者です。そのため、血糖値を下げるために普段からインスリン注射を行っていたと思われますが、その日は低血糖状態に陥り、気を失ってしまったとのことです。
 
ファーマン氏はApple Watch Ultraを装着していたため、気を失って転倒した際に、転倒検出機能が働き911(米国における火事・救急・犯罪の緊急連絡先)と彼の母親への緊急通報が行われました。
 
ファーマン氏は意識が戻った際に、自身は大理石の床に倒れ込んでおり、911のオペレーターが呼びかけているのがわかりましたが、応答できませんでした。
 
しかし、911への通知にはファーマン氏の位置情報が記されていたため救急隊が到着、1型糖尿病の患者であることを伝え、適切な処置を受けることができました。
 
ファーマン氏は、Apple Watch Ultraの転倒検出機能によって自身は助かったと述べています。
 
 
Source:KSNV via 9to5Mac
Photo:Apple
(FT729)


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