iPhone16シリーズのハイエンドモデルには、4眼リアカメラが搭載されるとの噂があると、台湾メディア経済日報が伝えています。
経済日報は、iPhone16シリーズの基本設計はまもなく完了する見込みで、次に試作ラインが整備され、2024年3月か4月にはテスト用プロトタイプが製造されると述べています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズのハイエンドモデルは、4眼リアカメラを搭載する可能性があると海外メディアが報じた。
2. 4眼リアカメラを搭載するモデルとは、iPhone16 Ultraと予想される。
3. iPhone16シリーズの基本設計が完了、2024年3月か4月にテスト用プロトタイプの製造が開始される。
iPhone16 Ultraが4眼リアカメラを搭載か
4眼リアカメラが搭載されるiPhone16シリーズのハイエンドモデルとは、iPhone16 Ultraを指している可能性があります。
ただし、iPhone16シリーズにおいて4眼リアカメラを搭載するモデルが検討されているとしても、実際に製品化されるかは不透明です。
例えばSamsungは、Galaxy Aシリーズにおいて深度測位カメラを備えた4眼リアカメラを数多く採用してきましたが、製造コストが高くなる割にそれほどユーザーの指示を集めることができなかったことから、3眼カメラへと回帰する方向です。
そもそも、iPhone16 Ultraが4眼リアカメラを採用するとしても目的は何なのか不明です。iPhone15 Proシリーズは3眼リアカメラを搭載、広角、超広角、望遠の組み合わせとなっています。
考えられるのは、光学倍率5倍を大きく上回る超望遠カメラの搭載です。しかし、搭載した場合の販売価格はかなり高くなるのは確実です。新たな高価格帯のiPhoneへのニーズがあるのか、詳細な事前検討が必要になると考えられます。
もしも実製品化された場合、Largan Precisionなどカメラ用レンズおよびカメラ関連部品を供給するサプライヤーの売上高増加に貢献するのは間違いありません。
2024年3月か4月にiPhone16シリーズの試作開始
経済日報は、iPhone16シリーズの基本設計はすでに完了しており、今後、成都に試作ラインが整備され、2024年3月か4月にはテスト用のプロトタイプの製造が開始されると述べています。
4眼リアカメラを備えたモデルがこの段階まで到達するか、プロトタイプでのテストにて有用性が確認されるかが、Appleが実製品化を検討する上での重要な判断時期になると思われます。
Source:経済日報
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-560303/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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