iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ向け有機EL(OLED)ディスプレイの大多数を供給中のSamsung Displayが、Apple製品向け折りたたみディスプレイ開発部門の機能強化を行ったと、韓国メディアThe Elecが報じました。
Appleは、折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発しているとの噂があります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.Samsung Displayが事業部を再編、Apple製品向け折りたたみディスプレイの開発体制を強化。
2. Appleに加え、Samsung DisplayもマイクロLEDディスプレイの開発を行っている。
3. AppleがマイクロLEDディスプレイの自製に成功した場合、両社は競合関係になる。
折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発中と噂
Appleは、折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発中で、折りたたみiPadは背面にキックスタンドを備え、折りたたみMacBookのディスプレイサイズは20.25インチになると予想されています。
これらの製品に搭載される折りたたみ可能なOLEDディスプレイは、Samsung DisplayかLG Displayが供給するとみられています。
そうした中、Samsung Displayが収益源の多角化を目指し、Apple製品向け折りたたみディスプレイ開発部門の機能強化を行った模様です。
次世代ディスプレイでは対立する可能性があるAppleとSamsung Display
Samsung Displayはまた、複合現実(MR)デバイス向けマイクロOLEDディスプレイの開発を進めており、ここで得られる知見をもとに、マイクロLEDディスプレイの開発を進める見通しです。
一方、AppleはマイクロLEDディスプレイについて自社で製造することを計画してようで、Samsung Displayに大きく依存していることで高止まりしているディスプレイの仕入れ価格を抑えることを目指していると考えられています。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-561811/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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