Apple、複数サブスクの「セット割引」導入計画を発表

Apple App Store
 
Appleは現地時間12月15日、App Storeサブスクリプションの条件付き割引料金を設定可能にすると開発者向けに発表しました。複数のサブスクリプションに登録している場合、料金が割引されるため、ユーザーを獲得しやすくなります。記事では、有料サブスクリプションの確認方法もご紹介します。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが開発者に、App Storeでサブスクリプションのセット割引を予告。
2. 複数のサブスクを登録してユーザーに料金の割引を提供可能。
3. 有料サブスクの確認方法も紹介。

 

サブスク料金の「セット割」提供可能に

AppleがApp Storeへの導入を予告した、条件付き割引料金(contingent pricing)は、複数のサブスクリプションに登録しているユーザーに対して、サブスクリプション料金の割引を提供可能となる、いわゆるセット割引です。
 
例えば、「Ocean Journal premium」のサブスクリプション登録者に対して、通常月額5.99ドルの「Mountain Climber」のサブスクリプションを、「Ocean Journal premium」の登録期間中は月額4.99ドルで提供可能になります。
 
Appleは、割引料金を提示できるアプリの開発者について「1つのデベロッパー、または2つの異なるデベロッパー」と説明しています。

1月に詳細情報を提供予定

サブスクリプションの条件付き割引機能についてAppleは、現在は試験的に導入しており、今後数カ月のうちに多くの開発者に提供予定と説明しています。
 
Appleは、新たな割引料金の設定に関心がある開発者に対して、登録すれば1月に更なる詳細情報を提供すると案内しています。
 
サブスクリプション方式で機能を提供するアプリが増えている中、複数アプリを利用するユーザーにとって、セット割引の提供は朗報となりそうです。

自分が登録しているサブスクを確認してみよう

自分が登録しているサブスクリプションを確認するには、「App Store」アプリで右上にある自分のアイコンをタップして「アカウント」画面に入り、「サブスクリプション」メニューを開きます。
 
登録しているサブスクリプションが一覧表示され、不要なサブスクリプションはキャンセルもできます。「並べ替え↑↓」をタップすると、アプリ名、価格、更新日でソートもできます。
 
App Store サブスクリプションの確認
 
 
Photo:Apple
(hato)


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