TDKが負極材料にシリコンを使った新しいバッテリーの開発に成功、従来の黒鉛負極を採用したバッテリーと比べて10%の容量増加が実現されると話題になっています。
この新しいバッテリーがiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに搭載された場合、感圧式ボタンの採用に伴うTaptic Engineの搭載で内部スペースが圧迫されても、現行モデルと同程度のバッテリー容量が確保できるかもしれません。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. TDKが、新しいバッテリーの開発に成功した。
2. iPhone16 Pro用バッテリーと称するものに「ATL」の刻印があるが、これはTDKが買収した企業名かもしれない。
3. TDKが開発したバッテリーが、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズに搭載される可能性がある。
iPhone16 Pro用バッテリーにTDKの子会社の刻印
TDKは、2005年にバッテリーサプライヤーである香港ATL(Amperex Technology Limited)を買収しています。
リーカーのKosutami氏により投稿されたiPhone16 Pro用バッテリーと称する画像では、「ATL」の刻印が確認できます。
負極材料を変更し、容量増を実現
TDKが開発した、負極材料にシリコンを使った新しいバッテリーは既に、折りたたみスマートフォンであるHonor Magic V2が採用、折りたたんだ際の厚さを9.9ミリに抑えることに貢献している模様です。
TDKは、インドにiPhone用バッテリーセル製造工場を建設することがインドメディアにより報じられていました。これが実現した場合、iPhone用バッテリーをインド国内で製造できることになります。
インドでは現在、iPhone15とiPhone15 Plusが製造されています。早ければ、iPhone16とiPhone16 Plusに、TDKの新しいバッテリーが搭載されるかもしれません。
Source:Kosutami(@KosutamiSan)/X, Apple Hub/Facebook
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-572021/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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