Apple、iOS17.2への署名を停止〜ダウングレードは不可に

ios17.2
 
Appleは現地時間4日、iOS17.2への署名を停止しました。これにより、iOS17.2.1へとアップデートしたユーザーは、iOS17.2へのダウングレードはできなくなりました。iOS17.2.1は昨年12月19日に公開された、現在最も新しい正式版iOSバージョンとなっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは現地時間4日、iOS17.2への署名を停止した。
2. アップデートしたユーザーは、iOS17.2へのダウングレードはできなくなった。
3. 旧バージョンのOSは脆弱性がある場合があり、セキュリティ上良くないとされている。

署名の停止は定期的に行われている

Appleが行うiOSの署名の停止は、ユーザーに最新OSの使用を促し、旧バージョンへとダウングレードするのを防ぐねらいがあります。旧バージョンのOSは脆弱性がある場合があり、セキュリティ上良くないとされているためです。
 
Appleが前回署名の停止を行ったのはiOS17.1.1のリリース後のことでした。iOS17.1.1には、天気ウィジェットの不具合などのいくつかのバグ修正が含まれていました。

最新ベータは公開が中止に

現在最も新しいiOSバージョンはiOS17.3ベータ2ですが、このバージョンはインストールでデバイスが文鎮化した例が多数報告されており、公開が中止されています。
 
基本的にベータ版は開発者向けであるため、一般ユーザーの興味本位でのインストールは推奨されておらず、最新の正式版へと順次アップデートするのが正しい選択と言えます。
 
 
Photo:MacRumors
(lexi)


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