【GoodsPress Award 2023】
家にいる時間が増えても、出かける時間が増えても、どちらにせよ効率よく家事は終わらせたいもの。家電の力を借りて、必要な作業をおまかせすれば、より豊かな暮らしができるかも。そんな願いを叶えてくれる、便利な家電を選定。
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仕事、家事、子育て、介護などで多忙な現代人にとって、代わりに家事をしてくれる家電は欠かせない存在だ。冷蔵庫や洗濯機といった家電はもちろんだが、ちょっとした便利なプラスワン家電が続々登場しているので、注目してほしい。家電プロレビュアーの石井さんは「シンプルかつ高性能な家電狙い目です」と語る。
「ライフスタイルの多様化により、家電も変わってきました。タイパ家電の代表はロボット掃除機と食器洗い乾燥機ですが、他にも色々な便利家電が登場しています。単身者用の家電も増えました。自分にとって足りないところを補ってくれる家電を選ぶことがポイントです」
注意すべき点は、性能面だ。単に「タイパ」だけを追求し、生活の質が落ちてしまうのは避けたい。
「安価なもので妥協をすると、余計に手間と時間がかかることもあります。調理家電なら短時間でも美味しくできる、ロボット掃除機なら掃除能力が高く、お手入れがラクなものなど、性能面をよく見て選んで下さい」
家電プロレビュアー/石井和美さん
さまざまな家電を主婦目線で実際に使いながらレビューするための「家電ラボ」を開設しているライター&コメンテーター。多くの媒体で情報発信をしている
GoodsPress AWARD 2023
ータイパ家電ー
<大賞>
■給水の手間がなく給水の手間がなく、まさに “タイパ”、清掃力もアップした吸引&水拭き兼用モデル
アイロボット
「ルンバ コンボ j9+」(19万9800円)
ロボット掃除機は、賢く、部屋の隅々まできちんと掃除してくれるタイプがおすすめです。その点、ルンバは優秀。ユーザー数が多いのでAIデータも膨大に蓄積されており、障害物の回避も見事です。毎日の掃除が驚くほどラクになります(石井さん)
パワフルな吸引力と水拭き機能を備えた2in1モデル。高い清掃力で床のタイプを問わずにゴミをしっかり取り除くことができ、水拭きでこびりついた汚れも取れる。自動ゴミ収集機能付きのクリーンベースは、自動給水機能も兼ねているため、面倒な給水作業の手間も減らせる。
▲iRobot Homeアプリを使い、「リビング」や「キッチン」など、場所ごとに走行回数や水拭き時の水量を指定できる
▲最大30日間給水不要の貯水タンクを備える。何度も水の補充をする必要がなく、水切れもしないので最後までやり遂げられる
<最高のシミ落とし賞>
■衣類や布製品の部分汚れをすばやく落とす
シャープ
「超音波ウォッシャー UW-X1」(1万9800円)
襟回りや袖回りの汚れも、コレで予洗いをすれば真っ白になります。我が家も重宝しており、ワイシャツなどを洗う際に欠かせないアイテムとなっています(石井さん)
毎秒約38000回の超音波振動で汚れを落とす部分洗いアイテム。水を含んだ繊維の隙間に真空の泡を発生させ、泡が弾けるときに生じるパワーで汚れを弾き飛ばす仕組み。洗いにくい衣類や布製品の部分汚れをすばやく落とせる。
▲本体を置くだけで充電できる専用充電台を新たに付属。サニタリー空間に設置し、手軽に使えるようになった
▲超音波ホーンには強化アルマイト加工を施している。衣料用漂白剤との併用が可能になり、黄ばみなどの汚れもよく落ちる
<操作性が抜群賞>
■タッチパネルで簡単操作
ティファール
「クックフォーミー タッチ ホワイト 3L CY9221JP」(7万5800円)
料理初心者でも迷わずに操作できます。スマートフォンでレシピ検索をして設定も送信できるので、とてもラク。料理のレパートリーが広がり、短時間で美味しく仕上げることができます!(石井さん)
圧力調理のほか、合計13種類のモードを搭載。4.3インチのカラータッチパネルは操作がしやすい。スマートフォンのレシピアプリのような直観的な使い方で、レシピ検索から調理までスマートに操作できる。料理が苦手な方にもわかりやすくサポートしてくれるので安心。
▲無線LAN(Wi-Fi)接続でティファールアプリと連携できるようになり、アプリの最新レシピで検索・調理の操作が可能に
▲低温で食材を煮込む「スロークッキング」も対応。朝、材料をセットしておけば、帰る頃には味が染みこんだ料理ができている
<節水賞>
■洗浄力の高さはそのままに時短・節水を実現
パナソニック
「食器洗い乾燥機 NP-TCR5」(実勢価格:6万5780円)
コンパクトな食器洗い乾燥機で、2~3人の家族にぴったり。手洗いでは難しい除菌までしてくれるので安心です。パナソニック製は洗浄力も高いのでおすすめです!(石井さん)
水切りかごのサイズに置ける、プチタイプの食器洗い乾燥機。省スペース設計で狭いキッチンにもスッキリ収まる。コンパクトなサイズ感でも、家族約3人分18点の食器をまとめて洗うことが可能。手洗いよりも時短と節水効果が期待できる。
▲センサーで給水温度と室温をチェックし、自動で節電をするAIエコナビを搭載。手洗いよりも水道光熱費を抑えられる
<小さいのにパワフル賞>
■乾燥機能に特化、一人分がしっかり乾く
Morus
「Morus Zero」(6万9800円)
使ってみたところ、袖などのシワも乾燥機で乾かしたシャツとは思えないほど少なく優秀でした。靴専用乾燥棚が付属しており、雨の日で濡れた靴も乾燥できて便利です!(石井さん)
工事不要で持ち運べるコンパクトな衣類乾燥機。場所をとらず、買ったその日から使用できる。温度を65℃以下に保ちながら、ドラムの回転方向や速度を制御。生地への負担を低減しながら、一人分の衣類を乾かすことができる。
▲自動で水分を感知して乾かす「スマート」、15分で乾かす「クイック」のほか、全8コース搭載。衣類に合わせて選び、乾燥できる
※2023年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号48-49ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/石井和美、GoodsPress編集部 撮影/湯浅立志>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/579217/
- Source:&GP
- Author:&GP
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