常に携帯しやすいカラビナ型の「防災ホイッスル」で非常時に備えよう

いつ訪れるかわからない災害に備えた備蓄や非常持ち出し品に加えて、日常的に携帯できる防災用品を「0次の備え」として準備している人が増えています。最低限必要なアイテムをポーチにまとめて携行するのももちろんアリだけど、日々愛用するアイテムに災害時に役立つプラスαの機能が付いていればさらにスマートです。

そこでご紹介したいのが武芸川精工「BLOW」。災害発生時など、周囲に自分の存在を知らせて救助を求めるホイッスル機能を、常時携帯しやすいカラビナと組み合わせたアイデアグッズです。

この「BLOW」は、岐阜県関市にて精密金属加工業を営む武芸川精工が、長年培った知識と加工技術を活用して開発した新製品。

一見シンプルなアルミニウム製のカラビナですが、開閉ゲートの逆サイドにホイッスル機能を搭載、。緊急時には音で自分の存在を知らせる救助笛として使うことが可能です。

デイパックやパンツのベルトループなど好きなところに引っ掛けておけるから、日常生活の中で違和感なく、スマートに災害に備えられます。

「救助笛なんて安価なモノで十分じゃない?」という人もいるけれど、よくある中に玉が入ったタイプは水に濡れると音が出にくくなるし、つくりが甘ければ物の落下による衝撃で破損する可能性もある。

その点アルミニウム削り出しで作られた「BLOW」なら、耐衝撃性には絶対的な自信あり! シビアな状況でも安心して使えるのはやっぱり安心です。

さらにこのホイッスルがユニークなのは、鳴らす音の質にもこだわっているところ。

人間にとって最も音が聞こえやすい周波数域は3000~4000Hz(赤ちゃんの鳴き声や女性の悲鳴などがこの周波数域に当てはまるのだそう)といわれていますが、この「BLOW」では豊橋技術科学大学の協力を得て当該の周波数域を実現。災害発生時に確実に機能するのは頼もしい限りです。

ラインナップはスタンダードな楕円形や長方形のほか、個性を主張できるトライアングル型(三角形)のデザインも用意。カラーはそれぞれシルバーとブラックの2種類から選べるようになっています。


サイズは楕円形と長方形が62×32mm、トライアングル型が52×59mmで、重さはいずれもわずか13g。

付けていることが気にならない抜群の軽さは、万一の遭難時に備えたお守りとして、アウトドアシーンで身につけておくのにもぴったりです。

ただしカラビナ内部には音を出すために空気を通す加工が施されているため、荷重に対する強度はあまり強くありません。

強度試験では3kg以下の荷重であれば問題なく使用できるとのことですが、クライミングや登山などで使うカラビナと同じ用途では使えない点にはご注意を。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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