Apple Vision Pro、屋外使用と紛失のジレンマ

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2日に米国で発売に至ったAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proですが、「探す」には非対応であることがサポート資料から明らかになりました。アクティベーションロックは有効可能とのことですが、万一デバイスを失くしてしまった場合、取り戻すことはほぼ不可能となるようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2日に米国で発売に至ったAppleの複合現実ヘッドセットVision Pro。
2. サポート資料から「探す」には非対応であることが明らかになった。
3. 万一デバイスを失くしてしまった場合、取り戻すことはほぼ不可能となる模様。

高価なデバイスを人前で使用するのははばかられる?

Apple Vision Proはストレージが最も小さいモデルでも3,499ドル(約52万円)するため、盗難被害に遭うことはなんとしてでも避けたいところです。もし仮に紛失したとしても、「探す」ネットワークでデバイスの現在地は突き止められるだろうとたかをくくりたくなりますが、Vision Proは他のAppleデバイスと異なり「探す」非対応なので注意が必要です。
 
Appleが推奨するVision活用法の一つに機内での使用がありますが、デバイスを使い終わった後、どこにしまうのか迷いそうです。専用のトラベルケースは199ドル(約3万円)で購入可能ですが、かなりのスペースを取ることがわかっており、リュックに入れるのも一苦労しそうだとYouTuberのマーケス・ブラウンリー氏は述べています。
 
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AppleCare+でも紛失プランは非対応

Vision ProのAppleCare+には盗難・紛失プランはなく、過失や事故による損傷に対する修理のみカバーされています。
 
ヘッドセットを屋外で使用する人がどれくらい出てくるかは今のところ未知数ですが、いざというときのためにAirTagをトラベルケースの中に忍ばせておいても良いのではないでしょうか。
 
 
Photo:Apple
(lexi)


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