もやい結びより簡単にできて同様の効果! しかも簡単に解ける「変形もやい結び」

<不自由を自由にする野営スタイル>

こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

私は日々、今使っているロープワークより便利で簡単な結びはないか研究しているのですが、今回も見つけてしまいました。キャンプではかなりの頻度で使い、ほぼ必須級のロープワークである「もやい結び」というロープワークがあるのですが、これは立木にロープを結ぶ時に輪っかが締まらない結びで、キャンプに限らず、船などでも重宝されているロープワークです。私も長年使ってきました。ポールや立木にロープを結ぶ時はかなりの頻度で使用します。

ですが、このロープワークは手順を少し間違えると完成しなくて、一度覚えても忘れてしまう人が結構います。そして比較的簡単に解けるとはいえ、最後の結びは引き解け結びではないため、強く締まっていると、解くのに苦労することがあります。最後の結びを引き解けにする方法もありますが、ちょっと複雑になるのであまりお勧めはしてきませんでした。

今回発見したロープワークは、本当に簡単に結べて、一瞬で解け、そして強度ももやい結びと同等の結び方です。初心者の方はもやい結びよりこちらの「変形もやい結び」の方が簡単だと思いますので、ぜひ試してみてください。

■変形もやい結びの簡単3ステップ!

変形と聞くと難しそうですが、ステップはたったの3つ。早速、変形もやい結びの結び方を紹介していきます。

【ステップ1】立木やポールにロープを通す

まずは立木やポールに左から右にロープが出てくるようにロープを通します。逆でもいいですが、立木やポールにロープを通す手順はいつも同じにするようにした方が体が覚えますので、余程いつもの手順だと結びにくい時以外は上記のように統一すると良いと思います。

 

【ステップ2】ループを作りそのループの上から短い方のロープを巻く

上の写真のように左の長いロープでループを作り(このループは交差している必要は無し)、そのループの上から右側の短い方のロープを重ねる。

先程重ねて短い方のロープを左側のループを上から一巻きし、中央の空いたスペースの中に下から上に持ってくる。

 

【ステップ3】短い方のロープでさらにループを作り、始めに作成したループに通して完成

【ステップ2】で中央のスペースに持ってきた右側からきている短い方のロープでループを作ります。この時もループを交差する必要はありません。手で摘んで輪っかにすれば良いだけです。

最後に始めに作ったループに、今作ったループを通して引っ張れば完成です。

解く時は左側に伸びているロープを引っ張れば直ぐに解けます。

*  *  *

いかがですか? 驚くほど簡単ではありませんか? 私はこのロープワークを一度見て、やってみたらわずか7秒でできました。恐らく、慣れれば5秒でできるはずです。手順を確認しながらでも30秒あればできるはず。今後はこの変形を多用し、もやい結びを忘れてしまいそう。と心配しています。笑

みなさんも本当に簡単なので、ぜひやってみてください。

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(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

 

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