Windows 12の年内発表をMicrosoftが否定〜Windows 11を継続

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Windows 12が2024年中に発表されると噂されていることに関しMicrosoftが、次のメジャーバージョンアップは「Windows 11バージョン24H2」であると伝えました。
 
Windowsにおける人工知能(AI)機能の強化は、Windows 12ではなくWindows 11で行われることになります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Windows 12が年内に発表されると噂されているが、海外メディアの取材に対しMicrosoftが否定。
2. Windowsの次のメジャーバージョンアップは、Windows 11バージョン24H2。
3. Windows 11バージョン24H2ではAIが統合、Armアーキテクチャへの最適化が図られる見通し。

Hudson ValleyはWindows 12ではない

Windowsの次のメジャーバージョンアップでは生成系AIが統合され、Windows 11からWindows 12に進化すると予想されていました。
 
これに対しMicrosoftが、次のメジャーバージョンアップはWindows 11バージョン24H2になるとWindows Latestに対してコメントしたことから年内のWindows 12の発表はない模様です。
 
Windows 11バージョン24H2はコードネーム”Hudson Valley”として開発されています。
 
今回のMicrosoftのコメントにより、Windows 12が発表されるとしても2025年以降になりそうです。

Armアーキテクチャの最適化が進められる見通し

Windows 12が発表されることはないとしても、WindowsのArmアーキテクチャへの最適化は進められると期待されます。
 
QualcommはApple Mシリーズに対抗するSnapdragon X Eliteシリーズを発表済みで、これを搭載する新型Surfaceの登場が噂されています。
 
また、Microsoft自身も独自設計のシステム・オン・チップ(SoC)の開発を進めているとみられています。
 
 
Photo:Windows Latest
(FT729)


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