2023年の韓国におけるスマートフォン市場のブランド別シェアで、Apple(iPhone)が歴代最高となる25%を記録したことが現地で話題となっています。
特に、iPhoneを積極的に選択しているのは20代と30代のユーザーとのことです。
韓国ではGalaxyとiPhoneが圧倒的な2強
2023年の韓国におけるスマートフォン市場のブランド別シェアで、iPhoneが前年比3%増となる25%を記録しました。
このシェア増加には、新たにオープンした2つのApple Storeも貢献しているのでしょう。
対して、Galaxyのシェアは75%から73%へと2%低下、この低下した分がiPhoneに流れたと考えられます。
GalaxyとiPhone以外のブランドのシェアは合計2%程度であり、日本以上に市場の寡占化が進んでいることがわかります。
若年層は、自国ブランドへの拘りが薄い?
韓国で積極的にiPhoneを選択しているのは20代と30代のユーザーで、iPhone15シリーズでは購入者の80%がこれらのユーザーでした。
対して、Galaxy S24シリーズを事前予約したユーザーは30代と40代が中心とのことで、若いユーザーほど自国ブランドへの拘りが薄い様子が伺えます。
Samsungの強みである折りたたみスマホの出荷台数とシェアも低迷しているとのことですので、人工知能(AI)を強化したGalaxy S24シリーズでの巻き返しがなるか注目されます。
特に、iPhoneを積極的に選択している若いユーザーは新機能への興味が高くブランドへの特別な思い入れも少ないと予想されますので、ここでAI機能が高く評価された場合、他の地域でも盛り上がりを見せるかもしれません。
Appleも、iOS18とiPhone16シリーズで本格的にAI機能の導入へと進む見込みです。
Photo:Alvin(@sondesix)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/news-575370/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
Amazonベストセラー
Now loading...