Appleが開発中と噂のiPhone SE(第4世代)は、iPhone8をベースに開発されたiPhone SE(第2世代)およびiPhone SE(第3世代)と異なり、iPhone14をベースにすると噂されています。
その場合、機種変更時などの買取価格下落率はiPhone SE(第2世代)およびiPhone SE(第3世代)よりも低く、iPhone14のそれに近づくかもしれません。
各iPhoneの発売からの買取価格下落率を比較
中古スマホの買い取りと販売を行い、買い取り価格の比較データを公開している米SellCellが、iPhone SE(第4世代)の買取価格下落率はiPhone SE(第2世代)およびiPhone SE(第3世代)よりも低くなる可能性があるとの予測を伝えています。
SellCellによれば、主なiPhoneの発売後の買取価格下落率は下記のようになっていたとのことです。
モデル | 1カ月後 | 3カ月後 | 6カ月後 | 12カ月後 |
iPhone SE(第2世代) 256GB | 42.6% | 46.8% | 56.2% | 63.7% |
iPhone SE(第3世代) 256GB | 42.6% | 43.5% | 50.8% | 54.3% |
iPhone13 256GB | 9.9% | 21.8% | 27.5% | 41.6% |
iPhone14 256GB | 34.9% | 29.1% | 29.1% | 45.8% |
iPhone15 256GB | 23.0% | 22.0% |
iPhone13とiPhone14、iPhone15の3カ月後の買取価格下落率が1カ月後よりも低いのは、発売直後よりも買取台数が減少し、対して中古としての販売台数が増加したからでしょう。
日本における買取価格下落率推移も、SellCellが報告した推移とほぼ同じでした。
iPhone SEの買取価格下落率の高さの原因を推察
iPhone SE(第4世代)が噂通りiPhone14ベースとなり、ホームボタンを開始して生体認証をFace IDに変更、6.1インチ有機ELディスプレイを搭載した場合、他のiPhoneとのデザインの違いは小さくなります。
その点では、SellCellが指摘する通りiPhone SE(第4世代)の買取価格下落率はiPhone SE(第2世代)やiPhone SE(第3世代)よりも低くなることが期待できます。
ただし、iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第3世代)の買取価格下落率の高さが販売台数の多さ=買取依頼台数の多さに起因する場合、有機ELディスプレイ搭載iPhoneとして最安モデルになるであろうiPhone SE(第4世代)でもその傾向は変わらないでしょう。
懸念としては、iPhone SE(第4世代)の販売価格はiPhone SE(第3世代)よりも大幅に高くなる可能性があると考えられていることです。
その場合、iPhone SE(第4世代)の販売台数はiPhone SE(第3世代)よりも少なくなり、結果的に買取価格下落率が低く抑えられるという皮肉な結果になることもあり得ます。
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/news-577407/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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