IIJmio、MNPワンストップ方式に対応。予約番号取得が不要に

IIJmioは、MNPワンストップ方式によるMNPを3月26日から受け付けると発表しました。他通信サービスから乗り換える際、移転元でのMNP予約番号取得が不要になるので、手続きがIIJmioのWebサイトだけで完結でき、乗り換えがより簡単になります。

転出元でのMNP予約番号発行が不要に

IIJmioへのMNP手続きにおいてMNPワンストップ方式が利用可能となるのは、ギガプランの音声SIMと音声eSIMに、IIJmioのWebサイトから申し込む場合です。

これまで、IIJmioにMNP転入する際には、移転元でMNP予約番号を発行する手続きが必要でしたが、MNPワンストップ対応後は新規申し込み手続きとMNP予約番号取得が一度に行えます。

物理的なSIMカードを使用する音声SIMの場合、手続き完了から最短3〜4日程度でSIMカードが届きます。音声eSIMの場合は、申し込み完了後に届くメールの内容に沿って初期設定を行えば、最短で当日中に利用可能となります。

MNPワンストップ方式を用いてIIJmioに転入するには、転出元がMNPワンストップ方式に対応している必要があります。

2024年3月19日現在、MNPワンストップ方式に対応しているのは以下の通信事業者・サービスです。大手各キャリアとサブブランド、オンライン専用プランのほか、mineoや日本通信など一部のMVNOもMNPワンストップ方式に対応しています。

IIJmioから他通信サービスに乗り換える際も、転出先が上記の対応サービスであれば、転出先でのワンストップ手続きが可能です。

IIJmioでは、3月31日まで「シェアNo.1記念キャンペーン」を実施しています。

ギガプランに他社からMNP乗り換えすると、最大6ヶ月間にわたり月額料金440円引き（2ギガ、5ギガ、10ギガ、15ギガ、20ギガ）、または最大3カ月間の5ギガ増量＆月額料金半額（30ギガ、40ギガ、50ギガ）が適用されます。

MNP予約番号の取得は以前、電話や店頭での手続きが必要でした。しかし、転出しようとする契約者に対する過度な引き止めが総務省の有識者会議で問題視され、オンラインでのMNP予約番号発行が導入されました。また、2020年〜2021年にかけて、各キャリアがMNP転出手数料を撤廃しています。

オンラインでのMNP予約番号発行が可能となり、MNP手続きは飛躍的に手軽になりました。筆者が以前、LINEMOからIIJmioの音声eSIMにMNPで乗り換えた際、LINEMOのWebサイトでMNP予約番号を発行する必要があり、ワンストップ方式ならより簡単なのに、と感じていました。

オンラインでのMNP予約番号発行も、必要な情報があれば数分で完了しますが、ワンストップ方式の導入によってMNP予約番号が不要となり、さらにスムーズな乗り換えが可能となります。

Photo:IIJmio (1), (2)

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