Apple Vision Proはやはりビジネス向け?米大企業の半数が購入済み

Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは、一般ユーザーの興味が減退していると言われているものの、少なくとも企業間では成功していることが、Appleの2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)の業績発表で明かされました。

「Fortune 100」企業の半数がVision Proを購入済み

Apple Storeでもデモの予約もまばらで、販売台数もまったく振るわなくなったとApple Vision Proについて最近報じられていたばかりですが、Appleの業績発表の中でVision Proの企業ユーザーに関する興味深い数字が公開されました。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)いわく、「Fortune 100」企業のうちの半数がVision Proを購入したとのことです。

「Fortune 100」とは米雑誌Fortuneが選ぶ「Fortune 500」のランキングの中でも上位に位置する企業のことです。

2023年時点では、Walmartが1位となっており、Amazonが2位、ExxonMobilが3位、Appleが4位と続いています。

CFOがVision Proを使用する企業を紹介

Appleの最高財務責任者(CFO)を務めるルカ・マエストリ氏は、Apple Vision Proを使用する企業の例として、オランダ航空会社KLMや自動車メーカーPorsche、住宅リフォーム・生活家電チェーンLowe’sなどを紹介したと伝えられています。

日本でも発売迫る?

Apple Vision Proの日本発売が迫っていると以前から報じられていましたが、LINEショッピングにVision Proの記載が登場したことで、販売開始は目前まで迫っているとの見方が強まっています。

日本でも発売が実現した場合、どんな企業によってどのようにVision Proが活用されるのか、期待感が高まります。

Source: AppleInsider

Photo: Apple/YouTube


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