古くなったiPadは売却されず、家族や友人に引き継がれる傾向

iPhoneをアップグレードする際、おおよそ半数のユーザーが古いデバイスを売却するか下取りに出すことがわかっていますが、iPadの場合、旧モデルは家族や友人間で引き継がれる傾向が強いという興味深い調査結果が明らかになりました。

古いiPadは重宝され続ける?

調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)によれば、古いiPadの67%は家族や友人に引き継がれるか、そのままキープされることが判明しています。

iPadとiPhoneの旧モデルの扱い方の違い/CIRP

旧iPhoneモデルではこのような引き継ぎ傾向はあまり見られないため、iPad特有の現象だと注目を集めています。

確かにタブレットはずっとあるイメージ

CIRPの調査結果は米国の消費者がもとになっていますが、確かに古いタブレット端末はずっと家庭の中で様々な用途で使用され続けるといったイメージがあります。

人気YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏も新型iPad Proのレビューで、「そこまでデバイスの薄さにこだわる必要はなかったんじゃないか。旧モデルの厚みを維持していればもっとバッテリーを積めたのに」と述べていますが、旧iPadモデルが長く使用され続けるという現象は、ユーザーはあまり厚みなどは気にしていないということの裏返しとも言えるかもしれません。

Source: CIRP via AppleInsider, Marques Brownlee/YouTube


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