Appleは米国特許商標庁(USPTO)に手のひらに収まる謎に満ちたデバイスの特許を申請していたことが判明しました。デバイスは様々な形で実装される可能性があり、プロジェクターによる照射も考えられるそうです。
Humane Ai Pinのようにも?
今回のApple特許は、これまで数え切れないほどAppleの特許について伝えてきたPatently Appleをして「Appleが考案した最も謎めいたデバイスのひとつであることを疑う余地もない」と言わしめるほど、謎に満ちています。
手のひらの中で浮いているように見える特許図面から、プロジェクターで映し出されるものではないかとすぐに思ってしまいますが、出願内容をよく見てみると、ハウジングの素材として、プラスチック、ガラス、セラミック、繊維複合材、金属(例えば、ステンレス鋼、アルミニウムなど)、布、革、その他の適切な材料、またはこれらの材料のいずれか2つ以上の組み合わせたものが可能性として示されており、物理的なものにもなり得るようです。
状況に応じて自動で機能が変わる
謎のデバイスのモードおよびアプリは、ユーザー入力、センサーデータ、場所にもとづいて設定を調整可能とのことです。
例として、外部の電子デバイスに近づくと自動的にリモコンモードを起動したり、決済端末に近づくと自動的に非接触決済モードを起動したり、博物館に入ると自動的に博物館アプリを起動したりといったことができるそうです。
実際に製品化に至るかは今は不明
特許が申請されたからといって、Appleがこのようなデバイスの製品化に向けて動き出しているという保証はいっさいありません。
ですが、iPhoneのその先の新たなデバイスをすでに見据えているという事実は大変興味深いと言えそうです。
Source: Patently Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/news-580988/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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