どこにでも持ち歩きたくなるライカ。最新コンデジ「ライカ D-LUX8」がデビュー!

高級カメラブランドとして世界に名を馳せるライカが、普段使いしやすいコンパクトデジタルカメラとして展開している“D-LUX”シリーズの最新モデルとして「ライカ D-LUX8」(価格未発表)を発表しました。

上質感漂うライカらしいルックスは大きな魅力ですが、注目すべきは大幅に刷新されたユーザーインターフェイス。前モデル「ライカ D-LUX7」の優れたパフォーマンスを継承しつつ、より直感的な操作を実現できるエントリーモデルへと生まれ変わっています。

7月発売予定の「ライカ D-LUX8」は、2018年発売の前モデル「ライカ D-LUX7」以来およそ5年半ぶりとなる新作モデルです。同社ラインナップの中では価格設定も比較的リーズナブルで、初心者にも親しみやすいコンパクトカメラとして位置付けられる“D-LUX”。新作モデルではライカらしい質感の高さはそのままに、より快適に操作できるよう、操作ボタンやダイヤルなどの設計とレイアウトを大きくアップデートしています。

例えば、電源スイッチはシャッタースピードダイヤルとは別の独立した位置にボタンとして配置。これまで露出補正ダイヤルがおかれていた位置には、メニュー内での項目移動や調整を行うためのサムホイールダイヤルが配されています。これは同じコンパクトカメラでも高級モデルとして展開している“ライカQ”シリーズからインスピレーションを得たものとのことで、なるほどボディ天面から見た配置は昨年6月に発売された「ライカQ3」とよく似ています。

またモニター周りのインターフェイスも「ライカQ3」によく似たもので、各種メニューの選択・実行を操作するダイヤルは矢印ダイヤル&ボタンに変更。ダイヤルの上下に大きめのPLAYボタンとMENUボタンを独立して配置したスタイルを採用しています。直感的な操作ができる大きめのボタンが配されたことで、ボディの小さなコンパクトカメラでも操作しやすく、見た目にもすっきり、よりスタイリッシュなルックスに仕上がっています。

技術仕様の詳細は明らかになっていませんが、撮像素子として総画素数2100万画素・有効画素数1700万画素の4/3型高感度CMOSセンサーを、レンズには大口径の“ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.”が採用されるとのこと。これらは現行の「ライカ D-LUX7」を踏襲するものです。専用アプリ「Leica FOTOS」とのシームレスな連携機能も引き続き搭載します。さらに外付けフラッシュライトを標準で同梱。

“D-LUX”シリーズとして初めて、より編集の自由度が高いDNG(RAW)形式での撮影に対応します。撮影後のデータに自分好みの味付けができるRAWデータで残せることには、多くの写真愛好家から歓迎の声が上がりそう。

新モデルの登場に合わせて、ハンドグリップや各種ストラップ、レザー製カメラプロテクターなど専用アクセサリーも登場予定。ワンランク上の撮る楽しみを提供してくれる高性能&ユーザーフレンドリーなコンデジの登場に、今からワクワクが止まりません!

>> ライカ「D-LUX8」

<文/&GP>

 

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