目を見張るデザインと走破性!カーボンフレームが際立つスペシャライズド「Sirrus X 5.0」

この近未来的なデザインの自転車は、スペシャライズドから登場したカーボン製のクロスバイク「Sirrus X 5.0(シラス エックス5.0)」(27万5000円)。

独創的で洗練された見た目のフレームは、全体を適度にしならせて振動を吸収するなど、快適に走るための機能性が組み込まれていて、舗装路からダートまでしなやかに走り抜けられます。

▲「Sirrus X 5.0(GLOSS WHITE MOUNTAINS・GUNMETAL・SATIN WHITE MTNS REFLECTIVE)」

まず目につくのが、シートチューブのかなり下の方にオフセットされたドロップシートステーで、このあまり類を見ないフレームデザインが独特な存在感を引き立てます。

なお、このフレームは“Compliance Junction”と呼ばれ、快適に走るための機能を搭載。フレーム全体の適度なしなりや振動吸収性により、無駄のない効率的なペダリングを可能に。また、カーボン素材による軽さも相まって、操作がしやすいのも特徴です。

S、M、Lのサイズごとにジオメトリーを設計しているのもスペシャライズドならでは。それぞれのサイズで剛性、重量、反応性のバランスが最適になるように、チューブサイズやカーボンレイアップ(カーボンシートの組み合わせ方など)を個別に設計しています。

一見、サスペンション非搭載にも見えますが、ヘッドチューブにスペシャライズド独自のサスペンションシステムであるFuture Shock 1.5が組み込まれており、路面の段差などによるハンドルバーへの衝撃を軽減。街中でもスムーズなライドが可能に。

その他のパーツは、足回りに高いトラクション性能を持つ38c Pathfinderチューブレスレディタイヤを採用し、ダートやグラベルにも対応する汎用性も持ち合わせています。

ブレーキにはTektro油圧ディスクブレーキと160mmローターの組み合わせ、ドライブトレインにはフロントシングル、リア12速のSRAM NX Eagleを採用。フェンダーやラックを取り付けるマウントを備えているので、カスタマイズ次第で通勤に使用することも可能です。

▲「Sirrus X 5.0(SATIN RED TINT・CARBON・BLACK)」

カラーは明るいグロスホワイトマウンテンとダーク系のサテンレッドティントの2色展開となっています。

▲「Sirrus X 3.0(GLOSS POWDER INDIGO・SATIN REFLECTIVE BLACK LIQUID METAL)」

また、「Sirrus X 5.0」と同時に、Sirrusで日本未展開だったアルミモデルの「Sirrus X 3.0」(11万5500円)と「Sirrus X 2.0」(8万8000円)も発売。こちらは、安心感のある太めのタイヤや、上半身を起こし気味の安定感のある走行姿勢などが特徴で、価格的にもSirrusの快適でスムーズなライドを親しみやすくなっています。

>> スペシャライズド

<文/&GP>

 

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