<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
細かいモノ多すぎ…。
ケーブルやACアダプタ、モバイルバッテリーといったガジェット類。そしてペンケースやノートといった文具類。コロナ禍以降は念のためのマスク。さらには名刺入れや入館証など。
これらをいつも雑にカバンに放り込んでいるわけですが、そうするとカバンを変えるのが面倒になるわけです。たまーに「今日は別のカバンにしようかな」なんて思った日には、確実に何かを忘れます。
せめてPCやスマホ用のガジェット小物と文具だけでもまとめられたら相当スッキリするのでは。ということでやってみたわけですが、これがなかなかいい感じ。在宅作業時も会社で仕事をするときも、出先のカフェでも、PCと“これ”を出せばOKってめっちゃラクです。
まとめるための収納ポーチに選んだのは、EVERGOODS(エバーグッズ)の「CIVIC ACCESS POUCH 1L」(9350円)。設立から10年も経っていないアメリカの新興バッグブランドで、アイテム数も多くはないのですが、手掛けるバッグやアクセサリーは個人的にツボなモノばかり。
そしてこのポーチは、入れたいモノをしっかり入れられて、出し入れしづらいこともない。かなり満足度が高い逸品でした。
■さほどポケットが多いわけじゃない
素材は表面が420デニールのナイロンにPUコーティングを施したもの。アウトドアライクな頑丈さがあります。
▲対角線が1本入った面ファスナーはEVERGOODSの各アイテムに付いているブランドアイコン。ワッペンなどが付けられる
▲裏面は中央にウェビング付き
サイズは実測で、縦が約25cm、閉じた時の幅が約13cm。厚さは入れるモノ次第で変わりますが、今回小物を入れた状態だと約5.5cmといったところでした。小さくはないですね。
収納部は内側にあり、使用時は開き、使わない時は二つ折りにして閉じます。
閉じ具にはマグネットがふたつ使われています。これが結構強力で、膨らんだポーチを振ってみても開く気配はありません。かといって、開けづらいかというとそうでもなく、このくっつき具合が絶妙です。
そして肝心の内部ですが、左右それぞれに収納部があります。
向かって左側のファスナーを開けると、内部に仕切りがあり、メッシュ側とそうでない側に分けて入れられます。
右側はメッシュ側がふたつに分かれていて、その下はひとつの大きなポケットに。
この構造を知った時に思いついたのが、左にはペン類&ノートの文具類、右にはガジェット系&予備名刺しようということ。
ただしひとつ問題があり、手持ちのノートが入らない。でも、よく考えてみると、最近の取材時はほぼPCでメモしているか、スマホで録音しているかで、ノートを使う機会はグッと減っています。だったら、このポーチのポケットサイズに合わせてノートを新調すればいいんじゃないかと。サイズから考えてコクヨの「測量野帳」なら余裕で収まりそうだったので、併せて購入しました。
ということで、ポーチに入れた小物たちがこちらになります。
そこそこ量がありますが、無理なく収まりました。
■出し入れしやすい余裕アリ
▲左側は文具類とノート&マスク
▲右側はケーブルやACアダプタ、モバイルバッテリー、いざという時の有線イヤホン
▲そして右側メッシュポケットの小さなスペースには予備名刺を
そして地味にうれしいのが、折り曲げる部分にペンを挿せることです。
ノートに書くことは減りましたが、書類にメモすることはよくあるので、開いたらすぐにボールペンを取り出せるというのはかなり助かる!
これにて“何かあっても対応できるセット”の完成です。
パンパンになるかと思いきや、まだ余裕がありますね(でもこれ以上入れると出し入れしづらくなるので、ここまで)。
ちなみに余裕の理由は、外側の仕立てにあります。
すべての角を折り込み、膨らむようなつくりにすることで、内部スペースに厚みのあるモノを入れてもキツキツにならないというわけです。
その分、閉じた時の厚さは相当なものですが、今回はコンパクトにするのが目的ではなく、ごちゃつく小物をひとまとめにしたかっただけなので、まったく問題ありません。
むしろ塊感があり、カバンのなかでもすぐに見つかります。
それに、外側のウェビングでひょいっと持てるのもありがたい。取り回しの良さとでも言えばいいのか、なんだか持ち歩いやすい。二つ折りにしてフラップをパタンと閉じて持ち上げる。この一連の動作が心地良いんです。
このポーチとPCさえあれば、どこでも仕事ができますね。いや、したいわけではないんですが…。
* * *
そもそも、このEVERGOODS、アウトドア好きとしては見逃せないキーワードだらけのブランドなんです。
ブランドを作ったのは、GORUCKというバッグブランドを立ち上げたジャックと、パタゴニアでバッグデザイナーをしていたケビン。そしてミステリーランチも本拠地を構えるロッキー山脈の麓町、モンタナ州ボーズマンを拠点とし、ゴリゴリの山岳用というよりは、タウンユースやトラベルユースにぴったりなバッグ類を作り続けている。
シンプルだけどタフさがあり、使い勝手を追求していることは手にすればすぐに分かります。
ちなみにこの「CIVIC ACCESS POUCH 1L」、今回購入したセージ以外にも、ベージュ、黒、オレンジ、赤、オリーブドラブ(緑)とカラバリは豊富。さらに素材違いのモデルもありますよ。
>> EVERGOODS
<文/円道秀和(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/609611/
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- Author:&GP
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