【GP2024上半期AWARD】
バイク人気が継続する中、輸入モデルでも普通二輪免許で乗れるマシンが増加中。特に今年1月に発売されたトライアンフの「SPEED 400」は入手しやすい価格もあり、多くのライダーから熱い視線を集めている。
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昨今のバイクブームによって二輪免許取得者も増え、バイク業界は活気のある状況。国産メーカーだけでなく、輸入ブランドからも注目モデルが数多く登場している。
なかでもトライアンフの「SPEED 400」は普通二輪免許で乗れる排気量でありながら、同モデルらしいルックスと品質を実現。それでいて70万円を切る価格と、パンチのある走行でクラスを盛り上げてくれそうだ。
電動化の波も確実に寄せてきており、カワサキがスポーツタイプをリリース。これまでの国産電動バイクはスクータータイプがほとんどだったが、人気のニンジャシリーズの車体にモーターとバッテリーを搭載し、スポーツライディングも楽しめる。車体は高価だが、自治体の補助金などを活用すれば予算を抑えて導入も可能だ。
かつてのGPマシンを思わせる「XSR900GP」もリターンライダーには注目だ。
カーグッズライター/増谷茂樹さん
クルマ、バイク、自転車などタイヤが付いている乗り物について取材・執筆を続けているライター。環境系メディアでの執筆経験も多く、電気で動くモビリティが好み
【GP2024上半期AWARD】
ー乗り物部門・バイクー
<大賞>
■ハイパフォーマンスな単気筒マシン
トライアンフ
「SPEED 400」(69万9000円)
トライアンフらしい歴史を感じさせるデザインと、高い走行性能が両立されていて走っても眺めても気分を高めてくれるマシン。同時発売の「スクランブラー 400」にも注目したい
普通二輪免許で乗れるトライアンフ製マシンであることと、70万円を切る価格で話題をさらったマシン。搭載するエンジンは400ccの単気筒エンジンだが、40PSを発揮する高性能モデルで、足回りや各部の仕上げも高品質だ。所有する歓びも味わえる稀有なマシンといえる。
<エレクトリック賞>
■国産初のスポーツ電動マシン
カワサキ
「Ninja e-1」(106万7000円)
人気のNinjaシリーズの車体にモーターとバッテリーを上手く搭載。航続距離は限られるが、スポーティな走りが味わえる電動バイクの新しい時代の扉を開けたマシンです
電動バイクといえばスクータータイプが多い中、国産メーカーとしては初のスポーツタイプのモデル。原付二種に当たるクラスで最高出力は12PSだが、トルクは40Nmあり、中型バイク並の加速力を誇る。
▲ガソリンタンクに当たる部分に2つの取り外し可能なバッテリーを内蔵し、航続距離は55km(※)となっている(※60km/h定地走行テスト値)
<グッドルッキング賞>
■往年のGPマシンのようなルックス
ヤマハ
「XSR900 GP」(143万円)
かつてのレーサーレプリカ世代ならグッと来ること間違いないルックスが魅力。セパレートタイプのハンドルも気分を盛り上げてくれます
888ccの3気筒エンジンを搭載する「XSR900」にハーフタイプのカウルなどを装着。往年のGPマシンやレーサーレプリカのような足回りや電子 制御も充実しておりルックスで注目を集める。最高出力は120PSで走行性能も折り紙付きだ。
▲国内初公開となったモビリティショーの会場では1980年代のGPレーサー「YZR500」と並んで展示された
※2024年7月5日発売「GoodsPress」8・9月合併号48ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/増谷茂樹>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/616415/
- Source:&GP
- Author:&GP
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