iPad Fold開発に遅れ、新たな発売予想時期は?あの問題の解決に課題?

2025年に発表されるとの噂もあった折りたたみiPad(仮称:iPad Fold)ですが、ディスプレイの開発に難渋しており発売時期が2026年第2四半期(4月〜6月)まで遅れるとの見通しをアナリストが示しています。

iPad Foldに関するこれまでの噂

この予想を伝えたのはHaitong Internationalのアナリストであるジェフ・プー氏で、同氏は今年5月にAppleが開発中の折りたたみデバイスについて下記のように報告していました。

  • 折りたたみiPhoneが、2026年に発売
  • 2025年に、ディスプレイサイズの大きな折りたたみデバイスが発売
  • ディスプレイサイズの大きな折りたたみデバイスは、ハイブリッドデバイスになる

プー氏は今回、「ディスプレイサイズの大きな折りたたみデバイス」の発売予想時期を変更したことになります。

iPadOSとmacOSを切り替えて利用可能?

同氏が”ハイブリッド”と述べたことから、このデバイスではiPadOSとmacOSを切り替えて利用できるようになるのではないかと期待されています。

その場合、折りたたんだ状態ではiPad、展開した状態ではディスプレイの半分に仮想キーボードが利用可能なMacBookとして活用できるデバイスになることが特許出願情報から推察できます。

折り目を無くすための新構造実現に難渋か

iPad Foldの発売時期が遅れる理由としてプー氏は、ディスプレイの耐久性確保に課題が残っていることを挙げています。

Appleが開発中の折りたたみディスプレイでは、折り目を無くすことが主題に挙げられていると何度も報告されています。

それを実現するために、ディスプレイ中央の折りたたみ部の下にポリマー層を設けて展開時の折り目を無くすアイデアが検討されているようですが、この部分での耐久性確保に難渋しているのかもしれません。

Source:MacRumors

Photo:Türkçe Teknoloji(@TurkceTeknoloji)/X


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