著名メーカー製USB-C & USB-Cの被覆が破れる〜曲げよりもねじれが被覆に負荷

購入から4年間愛用してきた、長さ3メートルのUSB-C & USB-Cケーブルの被覆がコネクタ根本で破れました。

曲げに強いケーブルでも、被覆の素材と構造によってねじれに弱いようです。

被覆破れも、保証期間の2倍長持ち

Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (3.0m ホワイト) の被覆が、コネクタ端で破れました。

筆者が気づいたときには、内部の銅が錆びたのか緑青のようなもので破れた部分の被覆が青く変色しています(湿度の高い場所で使用していた訳ではありません)。

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Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (3.0m ホワイト) の保証期間は、Ankerの登録ユーザーの場合は24カ月です。筆者がこのケーブルを購入したのは2020年7月ですので、その倍となる48カ月壊れなかったことになります。

ねじれやすい環境で使っていなければ更に使用できたと考えられ、Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (3.0m ホワイト) の品質は十分に高いと考えられます。

折り曲げよりも、ねじれによって被覆が徐々に劣化

被覆が破れた原因は、筆者の使用環境でしょう。

ケーブルを11インチiPad Proに接続し、ベッド上で寝返りをうちながら使用していたことで、ねじれが生じていました。

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当初は下記画像のように、コネクタの根本にねじれを原因とする被覆のシワ(被覆が波打っている)を認めるだけでしたが、最終的にねじれを吸収できなくなり、被覆が破れたことになります。

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長いケーブルでねじれを予防するのは難しい

コネクタ根本の曲げによる被覆破れは、保護パーツを用いることである程度予防することが可能です。

ねじれを防ぐのは難しく、耐久性の高い編み込み被覆を備えたケーブルを用いるべきなのかもしれません。

ただし、編み込み被覆は破れ防止に効果的ですが、被覆内部ではねじれが生じていると考えられ、被覆よりも先に内部で断線することも考えられます。

そうした懸念から、断線によるショートで充電中のデバイスが故障するよりも、被覆破れで劣化したことが確認できるほうが安全とも考えられます。

長いケーブルほどねじれによる負荷がケーブル全体に蓄積しやすいとも考えられますので、被覆に破れがないかこまめに点検することが推奨されます。

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選択肢が少ない3メートルのケーブル、コネクタの大きさにも注意

編み込み被覆を備えたケーブルにも欠点があり、筆者が新たに購入したBelkin USB-C to USB-C 編組ケーブルはAnkerのものより端子が大きいため、USB-C端子部分の切り欠きが小さいケースの場合は、差し込む際に途中でひっかかって充電できないものがありました。

そのため、ケーブルを買い替える際はコネクタの大きさを確認することも必要と実感しました。

実物を確認できない場合は、使用しているユーザーの口コミなどをソーシャルメディアなどで参照するのが良いでしょう。

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これまでと同じAnkerの、 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 100W  (3.0m シルバー)であれば、こうしたコネクタの大きさの問題は生じなかったかもしれません。

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Photo:iPhone Mania, Anker/Amazon


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