iPhoneのストレージがいっぱいになるとどうなる?最適な選び方やiCloudの違いまでを解説

iPhoneを使い続けていると、いつの間にかストレージがいっぱいになり、突然データの保存ができなくなったり、動作が重くなったりすることはありませんか?

ストレージが満杯になると、思わぬ不具合が発生し、日常の操作に支障をきたすことがあります。

この記事では、iPhoneのストレージがいっぱいになるとどうなるのか、どのような影響が出るのかを詳しく解説します。

また、最適なストレージ容量の選び方やiCloudとの違いについてもご紹介。

iPhoneを快適に使い続けるために、ぜひ参考にしてください。

iPhoneのストレージとは?

iPhoneのストレージ1

iPhoneのストレージとは、写真や動画、音楽、アプリなど、さまざまなデータを保存するための容量のことです。

容量が大きいほど多くのデータを保存できますが、ストレージが不足すると、新しいデータを保存できなくなったり、iPhoneの動作が重くなったりする可能性があります。

現在、販売されているiPhoneのストレージ容量は64GBから1TBまであり、容量が大きいほど購入費用も高くなります。

iPhoneはmicroSDカードなどでの容量拡張ができないため、購入時に適切なストレージ容量を選ぶことが重要です。

iPhoneのストレージがいっぱいになるとどうなる?

iPhoneのストレージ2

iPhoneのストレージがいっぱいになると、様々な問題が発生します。

写真・動画が撮れない

iPhoneのストレージがいっぱいになると、カメラアプリを使って新しい写真や動画を撮影することができなくなります。

記念すべき瞬間を逃さないためにも、定期的に不要なデータを整理することが大切です。

iOSのアップデートができない

iPhoneのストレージ容量が不足していると、iOSの新しいバージョンをダウンロード・インストールできなくなります。

これにより、セキュリティの問題が生じることがありますし、新機能も利用できなくなります。

アプリ等の動作が遅くなる

iPhoneのストレージがいっぱいだと、アプリの起動や操作が遅くなり、使用感が悪くなります。

スムーズな動作を維持するために、不要なアプリやデータをこまめに削除することが重要です。

Webの読み込みが遅くなる

iPhoneのストレージ不足はウェブブラウジングのパフォーマンスにも影響し、ページの読み込みが遅くなることがあります。

これにより、インターネットの利用が不便になり、情報収集に時間がかかることがあります。

起動できなくなるリスクがある

iPhoneのストレージがほとんどない状態で電源を切ると、iPhoneが正常に起動できなくなり、「リンゴループ」というエラーが発生する可能性があります。

この場合、初期化が必要になることが多いです。

iPhoneのストレージを確認する方法

iPhoneのストレージ3

iPhoneのストレージを確認する方法として、以下2つがあります。

  • iPhoneストレージから確認する方法
  • 情報から確認する方法

どちらも簡単に確認することが可能ですので、確認してみましょう。

iPhoneストレージから確認する方法

「iPhoneストレージ」からの確認方法の手順は、以下の通りです。

  1. 設定から「一般」を選択
  2. 「iPhoneストレージ」を選択
  3. 容量の確認
iPhoneのストレージ4

情報から確認する方法

iPhoneの容量を確認する方法として、iPhoneの「情報」からも確認することができます。

確認方法の手順は、以下の通りです。

  1. 設定から「一般」を選択
  2. 「情報」を選択
  3. 容量の確認
iPhoneのストレージ5

iPhoneのストレージを増やす方法

iPhoneのストレージ6

iPhoneのストレージが足りなくなってしまった場合、増やす方法としては以下のように複数存在します。

  • キャッシュデータの削除
  • 不要なアプリの削除
  • 不要な写真、動画の削除
  • iCloud+へのアップグレード

どの方法も簡単に増やすことが可能ですので、以下記事を参考にストレージを増やしてみましょう。

内部リンク:iPhoneの容量とは?確認方法や足りない場合の対処法を解説

iPhoneのストレージの選び方

iPhoneのストレージ7

iPhoneのストレージの選び方として、各状況・ストレージごとにポイントを紹介していきます。

どのストレージを選んだら良いか迷われている方は、ご参考ください。

現在の利用状況から考える

まずは現在の利用状況を確認し、どれだけのストレージ容量が必要かを把握しましょう。

設定アプリで現在の空き容量や、アプリごとの使用状況を確認できます。

ストレージの空き容量が少ないと、iOSやアプリのアップデートができなくなるなどの問題が発生する可能性があるため、余裕を持った容量を選ぶことが重要です。

主な用途から考える

iPhoneの用途によって、必要なストレージ容量は変わります。

写真や動画の撮影、ゲームアプリの利用が多い場合は、128GB以上のストレージ容量を検討しましょう。

これらの用途は特に容量を消費するため、64GBではすぐに不足する可能性があります。

各ストレージごとにポイントを解説していきます。

64GBのストレージ容量

64GBのストレージは、基本的なスマホの使い方に適しています。

メールのチェックやWebブラウジング、SNSの利用がメインで、写真や動画をあまり撮らないライトユーザーに向いています。

64GBあれば、1,000枚以上の写真や数時間分の動画を保存する余裕がありますが、大容量のアプリや頻繁な動画撮影を行う場合は容量が不足する可能性があるため注意が必要です。

128GBのストレージ容量

128GBは、写真や動画の撮影を日常的に行うユーザーにおすすめの容量です。

例えば、1日10枚程度の写真を撮る場合でも、数年間は十分に保存できる容量があります。

また、複数のゲームアプリをインストールしても、まだ余裕を持って使用可能です。

128GBは、バランスの良い容量で、多くのユーザーにとって十分な選択肢となります。

256GBのストレージ容量

256GBのストレージは、写真や動画の撮影が多く、さらにアプリやゲームも頻繁に使用するユーザーに最適です。

高画質な4K動画や、大容量のゲームアプリを多数保存する場合でも、十分な容量を確保できます。

特に、長時間の動画撮影や、映画やドラマをオフラインで視聴する際にも便利な容量です。

512GBのストレージ容量

512GBは、音楽や動画を多くダウンロードし、iPhone内に大量のデータを保存しておきたいユーザーに適しています。

特に、映画やテレビ番組をダウンロードして持ち歩く場合や、4K動画を頻繁に撮影するユーザーには、この大容量が必要になります。

また、512GBなら、ゲームアプリや写真、動画などのデータを一切気にせずに保存できます。

1TBのストレージ容量

1TBのストレージは、プロフェッショナルな用途や、極めて多くのデータを扱うユーザーに向いています。

例えば、頻繁に4K動画を撮影し、iPhone上で編集作業を行う場合や、数十万枚の写真や動画を保存する必要がある場合に最適です。

また、音楽や映画のコレクションをすべてiPhoneに保存しておきたいユーザーにとっても、1TBの容量があれば安心です。

iPhoneのストレージとiCloudストレージの違いは?

iPhoneのストレージ8

iPhoneのストレージとiCloudストレージは別物です。

それぞれの違いについて、解説していきます。

iPhoneのストレージ

iPhoneのストレージは、iPhone本体に内蔵されたデータ保存領域で、写真や動画、アプリなどを直接保存するために使用されます。

本体にデータが保存されるため、読み書きが非常に速く、データのアクセスや操作も迅速に行えます。

しかし、ストレージの容量は購入時に決まっており、後から増やすことができないため、容量が不足すると新しいデータを保存できなくなる問題が生じます。

iCloudストレージ

iCloudストレージはAppleが提供するクラウドサービスで、インターネット上にデータを保存する仕組みです。

iPhoneストレージとは異なり、iCloudに保存されたデータはインターネットを介して管理されるため、他のデバイスからでもアクセス可能です。

無料プランでは5GBまで利用でき、必要に応じて月額料金を支払って容量を増やすことができます。

まとめ

iPhoneのストレージがいっぱいになると、写真や動画が保存できなくなるだけでなく、アプリの動作が遅くなり、iOSのアップデートもできなくなるなど、さまざまな不具合が発生します。

これを避けるためには、自分に合ったストレージ容量を選び、日常的に適切な管理が必要です。

また、iCloudを利用することで、本体のストレージを節約しつつ、データを安全に保管することも可能です。

この記事を参考に、自分に最適なストレージの使い方を見つけ、iPhoneを快適に使い続けてください。


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