iPhone16 Proが値上げされる?最小ストレージ容量変更が理由か

サプライチェーン関連情報に詳しいDigiTimesが、iPhone16シリーズハイエンドモデルの販売価格は値上げされるとの噂があると伝えています。

値上げの理由としてDigiTimesは、主要部品の価格が値上がりしていることをあげています。

為替レートは円高傾向、15シリーズと同額と予想されているが

DigiTimesの指摘は、主に米国での販売価格を想定していると考えられますが、日本の場合はそれだけではなく為替レートに影響されます。

幸い、iPad Pro(M4)発売時と比べて現在の為替レートは円高傾向にあるため、値下げは難しいとしてもiPhone15シリーズと同じ販売価格が維持されるのではないかと考えられています。

iPhone16 Proの最小ストレージ容量が256GBに増加か

ただし、iPhone16 Proの最小ストレージ容量のモデルは値上げされる可能性があります。

AppleはiPhone15 Pro Maxに光学5倍望遠カメラを搭載し、最小ストレージ容量を256GBにしました。

光学5倍望遠カメラはiPhone16 Proにも搭載されるのが確実視されており、それに伴って最小ストレージ容量が128GBから256GBに増加すれば、最安モデルの価格という点では値上げになります。

ディスプレイサイズ拡大とキャプチャボタン新搭載が影響?

DigiTimesの指摘通り、主要部品価格の値上げが原因だとすれば、iPhone16 Proシリーズで拡大されるディスプレイサイズ、全モデルに新たに搭載されるキャプチャボタンによる部品点数増加分の価格転嫁なのかもしれません。

iPhone16シリーズは、Appleが9月10日午前2時から開催するイベントで発表、13日に予約受付が開始され、20日に発売される見通しです。

iPhone16とiPhone16 Plusにはアクションボタンが搭載されてリアカメラのデザインが変更、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxはディスプレイサイズが0.2インチづつ拡大され、超広角カメラの画素数も4,800万画素になる可能性があります。

iPhone16 Proシリーズの製造開始でインド製が14%に

iPhone16 Proシリーズの製造がインドで開始されることに伴い、インドで製造されるiPhone16シリーズの全製造台数に占めるインド製の割合は、14%に増加するとDigiTimesは説明しています。

この割合は今後1年間で、25%程度まで増加すると予想されています。

Source:DigiTimes

Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X


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