Appleは、iOS18、iPadOS18、watchOS11、macOS Sequoiaの正式版を9月17日に公開すると発表しました。9月20日に発売されるiPhone16には、iOS18がインストールされた状態で出荷されます。各OSの対応モデルもご紹介します。
各OS同時に9月17日公開
Appleは、iPhone16やApple Watch Series 10などの発表とあわせて、6月の世界開発者会議(WWDC24)で発表し、開発者向けベータを提供していたiOS18、iPadOS18、watchOS11、macOS Sequoiaの正式版を9月17日に公開すると発表しました。
iPhone16やApple Watch Series 10には、最新バージョンのOSがプレインストールされた状態で出荷されます。
iOS18
iOS18では、ホームスクリーンのデザインのカスタマイズの自由度が大幅に向上しています。
iOS18に対応するiPhoneのモデルは、iOS17と同じく、2018年に発売されたiPhone XS/XS Max/XR以降のモデル、iPhone SE(第2世代と第3世代)です。
人工知能(AI)を活用した目玉機能のApple Intelligenceは、iOS18では非対応で、来月公開予定のiOS18.1でアメリカ英語向けに10月からベータ版として提供され、日本語には来年対応します。
iPadOS18
iPadOS18では、iPadでも「計算機」アプリが利用可能となります。
また、iOS18と同様にホーム画面のカスタマイズの自由度が大幅に向上します。
Apple Intelligenceが利用可能となるのは、iPadOS18.1以降で、日本語に対応するのは2025年の予定です。
iPadOS18に対応するのは以下のモデルです。
- iPad Pro(M4)
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Air(M2)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第7世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
watchOS11
watchOS11は、複数のウィジェットを重ねられるスマートスタック機能が追加され、iPhoneのライブアクティビティをApple Watchで表示可能になります。
このほか、各種ヘルスケア機能も強化されており、睡眠時無呼吸症候群の検出にも対応します。
watchOS11に対応するのは、Apple Watch Series 6以降のモデルで、watchOS10でサポートされていたApple Watch Series 4、Apple Watch Series 5はサポート対象外となります。
macOS Sequoia
従来、macOSはiOSなどよりも1カ月ほど遅れて正式版が公開されるのが通例でしたが、macOS SequoiaはiOS18と同じ9月17日に公開されます。
これは、macOS Sequoiaの新機能である、iPhoneミラーリングに対応するためと考えられます。
macOS Sequoiaでは、作業ウィンドウを画面に分割して配置できるようになるなどの新機能が追加されます。
macOS Sequoiaに対応するMacは、以下のモデルです。
- ラップトップ
- MacBook Air:2020以降
- MacBook Pro:2018以降
- デスクトップ
- iMac:2019以降
- iMac Pro:2017以降
- Mac Studio:2022以降
- Mac mini:2018以降
- Mac Pro:2019以降
Source: Apple (1), (2), (3), (4)
- Original:https://iphone-mania.jp/ios-586143/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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