ブラジル企業、Appleよりも先に「iPhone」を発売していたと商標権を主張

Gradienteとして知られるブラジルの家電メーカーが、Appleと「iPhone」の商標をめぐって対立しているようです。ブラジル企業は2000年に最初のiPhoneを発売しており、ブラジル国内での商標権を主張しています。

携帯電話の再販で商標争いが勃発


Gradienteは、初代iPhoneが発表された2007年時点で携帯電話の販売を行っていませんでした。しかし、2012年に「Gradiente Iphone」と呼ばれるAndroidスマートフォンを発表したことで、商標権争いが勃発した模様です。

Gradienteは2008年に「iPhone」の商標を取得していましたが、Appleは現地の規制当局に対し、この商標登録を無効にするよう要請しており、それ以来、法廷での争いが続いています。

日本ではアイホンに商標の使用料を支払うApple


Appleの日本のiPhone公式ページには、「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています」という注意書きが確認できます。

Appleはアイホン株式会社に対して年間約1億円の使用料を支払っているとされています。

Appleはグローバル展開でたびたび問題に直面


製品を世界中で販売するAppleは、各市場において独自の課題に直面することが多い企業として知られています。

最近では、人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」の中国本土での展開に苦戦していると報じられています。Appleは中国市場での規制に対応するため、使用する大規模言語モデルを中国企業製のものに変更する可能性があるとも言われています。

Source: 9to5Mac

Photo: Apple


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