「クルマやタクシーに乗るほどではないけれど、歩くには少し遠いかな」そんなちょっとした距離の移動で役立つアイテムとして、ここ数年注目を集め続けている電動キックボード。各メーカーから多彩なモデルが登場する中、世界最大級の電動二輪モビリティブランド・YADEA(ヤディア)が、新作「YDX2」(16万4780円)を発表しました。
近年何かと話題の“特例小型原動機付自転車”とは異なるジャンルに区分される本モデルは、持ち運びや収納に便利な折りたたみ機構を備えつつ、ワンランク上の走行性能を実現。電車やバスでは行きづらい場所への移動や、旅先、アウトドアでの活用にも最適なモビリティです。
ここ数年、免許不要で公道や歩道の走行が可能な“特例小型原動機付自転車”としての電動キックボードが注目を集めています。しかし、今回紹介する「YDX2」はそれらとは異なり、“一般原動機付自転車”に分類されるモデルです。
一見すると電動キックボードと似たルックスですが、車両区分上は一般原付として扱われるため、車道での最大30km/hでの走行が前提となります。そのため、ナンバープレートの取得やヘルメットの着用が義務付けられ、自賠責保険への加入も必須。しかし、これにより特例モデルの20km/h以下の速度制限では物足りないと感じる方にとって、よりパワフルな性能と高い実用性を提供します。
公道での利用が主で、広いエリアをスピーディに移動したい人にとって、最適な選択肢となる一台です。
従来の50ccバイクなどと比べると、圧倒的な軽さと取り回しやすさが大きな魅力です。ロックを解除し、レバーを引いてフックに引っ掛けるだけで簡単に折りたためるので、収納や保管場所にも困りません。本体重量は30.5kgと比較的軽量で、愛車のトランクにもラクラク積み込むことができます。
さらに、内蔵バッテリーを充電して駆動する電動式のため、給油やオイル交換の必要がなく、維持費を抑えながら快適な移動が実現可能です。
主なスペックを確認しておきましょう。本体サイズは1205×800×1490mm、最高速度は30km/h、最大航続距離は55kmです。また、14度の登坂能力を備えており、坂道が多いエリアでもパワフルな走行を実現します。
さらに、快適な走行をサポートするため、フロントとリアの両方に衝撃を吸収するサスペンションを装備。足元ボードの地上高は15cmと十分な高さがあるため、段差を乗り越える際も底部が地面にぶつかる心配がありません。
さらに、いざという時でも安定したスピードコントロールが可能な設計となっています。前輪にはドラムブレーキ、後輪にはディスクブレーキと電子ブレーキを搭載。
タイヤには10インチのチューブレスタイヤを採用しており、パンクのリスクを軽減しながら、なめらかな走行性能を実現しています。
通勤や買い物、ちょっとしたお出かけにスマートな移動手段を提供してくれる「YDX2」。環境に優しく、日常使いにぴったりな性能を備えています。ただし、その魅力を最大限に楽しむためには、ナンバープレートの取得や自賠責保険への加入が必須であり、車道を走行する際にはヘルメットの着用が義務付けられています。
また、歩道と車道を状況に応じて使い分けたいと考える人には不向きなモデルです。爽快な走行を楽しむためにも、法令の遵守と安全確認をしっかり行いましょう。
>> YADEA
<文/&GP>
【関連記事】
◆目線が低いから安心! 自転車感覚で座って乗れる電動キックボードが気になる
◆電動キックボード「EVEREST XING」は最大傾斜47%の坂を登りきる圧倒的なパワーを搭載!
◆前後サス付きで乗り心地◎!YADEAの新作"特定原付キックボード”でご近所移動を快適に
- Original:https://www.goodspress.jp/news/645426/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...