サプライチェーン関連情報に詳しいDigiTimesが、AppleはベトナムにおけるMacBookの製造規模拡大を見直し、インドに移行して製造することを計画していると報じています。
iPhoneを中心に、Apple製品の製造拠点をインドにする動きが加速しているようです。
ベトナムにおけるMacBookの製造規模拡大を見直し
ベトナムにおけるMacBookの製造規模は今後も拡大されると予想されていましたが、2024年後半になってAppleは戦略を転換し、その計画を大幅に見直したとDigiTimesは述べています。
ベトナムでのMacBookの製造を漸減的に縮小して取りやめるわけではないようですが、新規製造ラインの整備など投資はほとんど行われず、そうした投資はインドに対して向けられる見通しです。
iPhoneの製造規模拡大がインドへの製造拠点集約に影響か
その背景には、インドでのiPhoneの製造規模拡大に伴い周辺部品のサプライヤーもインド工場を建設していることがあるのかもしれません。
製造台数が圧倒的に多いiPhoneのサプライチェーンがインドに整備されれば、AirPodsシリーズやMacBookの製造においても有効に作用するでしょう。
インド以外への新規投資は期待できず?
これまでは、中国からインドへの製造拠点移行が取り沙汰されていましたが、今後は他の国や地域からインドへの移行も進みそうです。
Source:DigiTimes
Photo:Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/mac-592411/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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