米国内で禁止対象となったためアプリストアから取り下げられていたTikTokアプリが、App StoreとGoogle Playの両方に戻ってきた、と報じられています。ですが、喜ぶのも束の間かもしれないといわれており、このまま状況が変わらなければ再び配信停止となる可能性が高いとみられています。
トランプ氏の鶴の一声で状況が一変
TikTokは、外国の敵対勢力が支配するアプリから米国人を保護する法(Protecting Americans from Foreign Adversary Controlled Applications Act)が両院の支持を得て可決されたことを受け、米国内で配信停止となっていましたが、再選を果たしたトランプ大統領の鶴の一声で75日間の猶予期間が急遽与えられることになりました。
現地時間13日、TikTokがApp StoreとGoogle Playの両方で復活している、とBloombergが伝えており、アプリは一時的にダウンロード可能となっているようですが、それでも安心するのはまだ早いと警鐘が鳴らされています。
TikTokはアプリを売るつもりはない?
TikTokの米国内での存続条件として、アプリを米企業に対して売却することが求められていますが、これを飲むことはできないとアプリ運営を行うByteDanceは述べており、現在の状況が変わるようには見えません。
そもそも、TikTok禁止の発案者はトランプ氏であるのが今回の件のなんともいえないところですが、同氏はTikTokに対する考え方を改めたとされており、「私はTikTokに対して、元々持っていなかった温かい感情を抱いているのだと思う」とコメントしています。
Source: Bloomberg
Photo: TikTok
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- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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