任天堂が世界知的所有権機関(WIPO:World Intellectual Property Organization)に出願したNintendo Switch 2のJoy-Conに関する特許の内容から、Joy-Conを左右入れ替えて本体に接続して使用できることが示唆されていると、Notebookcheckが指摘しています。
特許では、Joy-Conをマウスとして使用する例も取り上げられています。
Joy-Conを左右入れ替えて接続されている図表
国際出願日を2023年8月1日とする、任天堂がWIPOに出願したNintendo Switch 2のJoy-Conに関する特許には、Joy-Conを基本的な向きで本体と接続した図表(下記、図38)と、Joy-Conを左右入れ替えてボタン配置が上下逆になっている状態で接続したと思われる図表(下記、図42)が含まれています。
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第1および第2接続状態と、第1および第2ゲームコントローラと説明
特許では、図38について「第1接続状態における情報処理装置の構成を示す正面模式図」、図41について「第2接続状態における情報処理装置の構成を示す正面模式図」と説明されており、本体とJoy-Conの接続方向として2種類あることが示唆されています。
また、本体に接続するのは「第1ゲームコントローラ」「第2ゲームコントローラ」と記されており、左右のJoy-Conとして取り上げられています。
下記、図46では本体右側の第1端子(160)と左側の第2端子(260)にJoy-Con(3)が左右いずれも(331と341)接続できるように見えます。
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Joy-Conの左右入れ替えで何が利点になり得るか推察
Nintendo Switch 2のJoy-Conが左右入れ替えて本体に接続して使用できる場合の利点としてNotebookcheckは、ユーザーはヘッドホン端子が本体上面に位置させるか下面に位置させるか選択できるようになると伝えています。
その場合、Nintendo Switch 2の本体に内蔵されたセンサーで上下の向きが判別され、それに応じて画面表示が回転するようになるのでしょう。
Nintendo Switch 2ではUSB-C端子が上下2カ所に搭載されているのも、ユーザーが好みの向きでACアダプタを接続しながら使えるようにする工夫なのかもしれません。
Joy-Conをマウスとして使用する状態の説明
特許にはまた、Joy-Conをマウスとして使う際の例も記されています。
図24について特許には、「ゲームコントローラをマウスとして使用する状態を示す下側面模式図」、図25は、「両手でマウスを使用する状態を示す模式図」と説明されていますので、Joy-Conをマウスとして使う何らかのゲームでの操作に対応できるようです。
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本記事における、WIPOで確認された特許からの推察はNotebookcheckによるもので、任天堂が何らかの発表を行ったものではありません。
Source:Patentscope via Notebookcheck
Photo:任天堂
- Original:https://iphone-mania.jp/funny-592558/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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