英国でもAirPods Pro 2の補聴機能が利用可能に

AirPods Pro 2補聴機能は昨年9月に新製品発表イベントで発表されましたが、同機能が英国でも利用可能となったことが明らかになりました。Appleのヘルスケア機能はその国や地域ごとの規制対象となることがあり、導入時期が異なる場合が多々あります。

補聴機能には最新ファームウェアが必要

Apple(英国)は現地時間2月24日、英国内でAirPods Pro 2の補聴機能が利用可能になったとプレスリリースで発表しました。

AirPods Pro 2の補聴機能の正式名称は「ヒアリング補助プログラム」で、最新のファームウェアが適用されたAirPods Pro 2と最新のソフトウェアを搭載したiPhoneまたはiPadが必要となります。

軽度から中程度の難聴が認められる18歳以上の方が対象

AirPods Pro 2のヒアリング補助プログラムは、ユーザがデバイス上で行ったヒアリングチェックの結果や、聴覚専門医によるオージオグラムの結果に基づき、一人ひとりの聞こえ方に合わせて、AirPodsの音をカスタマイズできるというものです。ヒアリング補助プログラムは、軽度から中程度の難聴が認められる18歳以上の方が対象となっています。

ヒアリング補助プログラムに慣れるには、しばらく時間がかかるかもしれません。快適に使用できるまで慣れるまでの間、ヒアリング補助の設定を徐々に微調整することが推奨されています。

ヘルスケアデータは暗号化

AppleはAirPods Pro 2のヒアリング補助プログラムのプレスリリースの中で、ヘルスケアアプリ内のすべての健康データとフィットネスデータ(メディカルIDを除く)は暗号化されると述べており、プライバシーは担保されているとのことです。

AirPods Pro 2のヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能は日本でも利用可能ですが、聴覚保護機能は米国、カナダのみで利用可能となっています。

Source: Apple (1), (2)


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